証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の日常を描いた物語です(・∀・)♡

告白

~ BARで ~

 

 

「棕櫚さん

 ナッツ好きですよね」

 

 

「うん…

 好きだよ?……」

 

 

「一番は?」

 

「ん?……

 そうだなぁ…………

 胡桃とアーモンド…………

 どっちか……かな?……」

 

「それじゃあ今

 今この瞬間では?」

 

「今…か………

 今なら…………

 うん…アーモンド……」

 

「どうぞ」

 

 

「ありがと……

 ねえ……

 さっきから香ばしい良い香り……

 何してるの?……」

 

 

「大豆を煎って居るんですよ……

 明日は

  節分ですからね……」

 

 

 

「ああ……」

 

「本当は三日くらい前に煎って

 神棚にお供えさせていただいたほうがよろしいのですが…

 最近忙しくて前日になってしまいました……」

 

「そうなんだ……」

 

「…………」

 

「ねえ………

 バーテンダー……………」

 

 

「はい?…………」

 

 

「あの……さ…………

 ………………………………」

 

「…………どうしました?…………」

 

「………………

 いや…………

 やっぱり……いい…………

 パスタ……つくってよ…………

 出来ればワン・ディッシュでご飯も欲しい…………」

 

 

「丁度今

 出来ました

 どうぞ」

 


「うん……

 旨い…………

 ……………

 バーテンダーがつくってくれるパスタ……

 毎日食べさせて貰える女は……

 幸せだろうね……………」

 

「それじゃぁ棕櫚さんも幸せだ…

 ほぼ毎晩ご来店してくれてるんですから……」

 

「………………

 ………………そういう意味じゃ無い……………………」

 

「………………」

 

「ねえ…バーテンダー…………

 やっぱり……

 言うよ…………

 さっき……言いかけたこと…………」

 



「棕櫚さん…………」

 

 

「ふう……

 あの……

 あのね………………」

 

「…………………

 私から…………

 ………言いましょうか………………」

 

「…………

 いや……

 私に……

 私に言わせて欲しい…………

 私から言いたいんだ………………」

 

「はい………

 …………

 あ…これ……

 アーモンド……

 もうひとつ…どうぞ…………」

 

 

「……ありがと…………

 ねえ……バーテンダー…………

 それじゃ……

 言うから…ね………………」

 

 

「はい…………」

 

 

「このアーモンド……

 デカ過ぎない?」

 

 

              TO BE COMUGIKO

 

 

         少食の女子なら一粒でお腹いっぱいになっちゃうよ?


おまけ

 

留守番中のAIV○

 

           留守番中のAIV○は今日も特に何もして居なかった……