証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の日常を描いた物語です(・∀・)♡

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

見た目より食べる女性?!

~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ…… バーテンダー………… この柑橘って… なんてーの?…………」 「KITAMURA ORANGE といいます」 「滅茶苦茶旨いじゃん…… 酸味がしっかりしてるのに甘味も乗って バランスが良いからスルスル食べ続けちゃう…………」 「食べるのは勿論ですが カクテル…

涙の乾く夜は来ない

~ 心の中で 酒森 ~ 私が今間まで あなたにどれだけ泣かされて来たでしょうか? あなたはきっと 覚えてなんか居ないのでしょうね…… きっと私以外にも 私と同じように 或いは もっと酷く 泣かせて来たのでしょう?…… 残念ながら 私は想像力の欠落した人間で…

女性の悲鳴しか聞こえなくなった理由

~ バーテンダー ~ 出張先から帰店すると 未だ太陽は高い位置に在り その光は私にとって 死を連想させるものだった…… 我々のような 夜の仕事に従事して居る者で在れば ご理解いただけることとは思うが 日中の太陽光は 一万本の槍にも匹敵するもので在り 翌…

私が血まみれになったお料理?!

「ねえ…酒森ぃ…… サーディンのマリネつくるから 一緒にたべない? 昨夜いつものバーテンダーにつくり方教えてもらったんだよ……」 「え? 食べたいですたべたいです」 「ちょっと待ってな…… けっこう…… 簡単なんだよ………… すぐできるんだ………… ついでに もう一品つく…

トマトの収穫が終わらない?!

「え?! 酒森先輩どーしたんスか?? 制服着てる酒森先輩見るの初めてなんスけど??!!」 制服?! 「今から本社へ赴かなきゃなんなくて…」 寒くないの?真冬だよ?? 「ええっっ?! 酒森先輩 何殺らかしたんスか??!!」 「違うよ むしろ殺るのはこれからだ…

裸の王様

「ねえ酒森ぃ」 「あ… 鯖戸先輩………」 「ねえ… この服どう思う? 最近買ったばかりなんだけど いい歳してイタくなったりして無いかなぁ?」 「いえいえ! ぜんぜんそんなこと無いですよ!! 似合ってますし 凄くカワイーです!」 「ほんと? 世辞じゃ無い?」 「ほんとで…

クリスマスに二人きりのホテルで

~ クラスメイト ~ 今私はホテルの一室で 学生時代の担任教師と… 二人きり………… 部屋にはクリスマスの飾り付けが施されて居て とても 可愛らしい………… 風俗店が建ち並ぶ夜の街…… 前から歩いてきた人物が 学生時代の担任教師だということは…… マスクをして居た…

不死鳥?!PART2

「鯖戸先輩………… 今度は…… 間違いないと…… 思います………… こないだの模様 po-l.hatenablog.com 今度は絶対に…… 間違い無く………… フェニックスです………………」 「酒森…… 残念ながら…… 今回も 普通のドバトだ………… しかも…… こないだのと…… 同じ子だ………… 因みに樹は無花…

女の子の正体【後編】

「おいおい…棕櫚………… 酒森が…信じちゃってるじゃないか………… なあ…酒森…… そんなわけ無いだろう?…… この子はただの地縛霊だよ……」 「いやいや…… 地縛霊だなんて…… そんなの 信じるわけが…… え?…… ええっっ??!! うわーーーっっ 消えたーーーーーっっ!!」 T…

女の子の正体【前編】

「あ… 鯖戸先輩 おはよう御座います…………」 「ああ…… 酒森…… おはよう…………」 「あれ?…… この女の子は?………… お嬢ちゃんだあれ?」 ………… ………… 「実は… 娘なんだよ……」 「え?! え?え?! 鯖戸先輩子供居たんですかっっ??!!」 「何言ってんだよ…… 私が娘に決まって…

あなたも血まみれ

嘘偽りの無い事実だよ 始めは何も知らなかった あなたの笑顔が見たいから 私はあの子を手にかけた あなたのせいとは言わないよ 全ては私が決めたこと 私は随分大人になった 今まで自分がしてきたことの 罪を償う時間も無いし もとよりそんな量じゃ無い 罪な…

初めての時はほぼ4人同時でした

~ クラスメイト ~ ねえ藤子…… 悪いんだけど… 今日は独りで帰ってくれる? 私 ちょっと美術室に用事が在って………… あ… いいのいいの…… 少し時間がかかるから…… また明日…… ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あ~あ…… 見つかっちゃった……

若い女の死体

~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ…… バーテンダー…………」 「はい?」 「あ…… ねえ…バーテンダー………… これって…… あ…… 超旨いじゃん………… ニートのGINもう一杯ちょうだい…」 「ああ… それは良かったです 今日のサラダも 全て自家栽培のもので構成しました」 「良いじゃん…… お… …

不死鳥?!

「鯖戸先輩………」 「ん?… どした?…」 「私…… 若しかしたら 途轍も無いもの…… 発見…… しちゃったかも…………」 「?」 「あれ…見てください…… あれ……たぶん………… ………… たぶん… フェニックスだと思うんです…………」 「あれ…… 胡桃の木だよ?……」 「ちっ…違いますよっっ…… そっち…

怖かった呼び出し

「酒森先輩… 只今還りましたっス…」 「おー どーだった?」 「もー マジビビりましたよ…… 行ったら全然怒ってないし てゆーかべつに私なんも殺って無いっスけど…… つーか めちゃめちゃ優しかったっス……」 「だから言ったじゃん 鯖戸先輩優しいって……」 「先輩!これ!…

また散弾銃撃たせて欲しいってお願いしてくれない?

~ クラスメイト ~ ああ… それは大丈夫だよ 婆ちゃん呼んだから…… もう今頃 肥料になってると思う…… 婆ちゃんは無農薬『有機栽培』で野菜を育ててる それより何食べる? お腹空いちゃった……… ああ… それだったら 実弾買うお金だけ持ってくれば いつでも貸し…

玉ねぎクラウトのつくりかた?!【後編】

~ 台所で 酒森 ~ 昨夜のプレイを思い出すと……… それだけで 涙が溢れ出す…… 今夜は一太刀も…… 入れて居ないというのに…… 清潔なお箸やスプーンで 毎日1回 食べるついでによく混ぜて…… 残りは綺麗に…… 押さえてあげて…… オリーヴオイルは絶対欲しい これでも…

玉ねぎクラウトのつくりかた?!【前編】

~ 台所で 酒森 ~ 今夜はどうして欲しい? 私……… もう… 随分と 上手くなったんだよ?…… 涙は相変わらず止まらないけれど…… 材料は 薄くスライスした玉葱とローズマリー…… あとは少しのお塩だけ…… 基本は玉葱の重量に対して3%のお塩…… しっかり揉み込んだら…

コートを捨てなきゃならない理由

~ クラスメイト ~ 藤子ごめ~ん…… 遅くなっちゃった……… 来る途中で友達に会っちゃってさあ………… このコート…… すっごいお気に入りのやつなんだけど…… やっぱり…… 捨てなきゃダメだよねぇ?………… TO BE COMUGIKO

マグロの相手は嫌ですか?

~ 職場で 鯖戸 ~ あの…… マグロの相手って…… やっぱり…… 嫌ですか?…… そりゃ…… つまんないし…… 疲れるから……ね………… でも…… 偶にだけど例外も在るし…… 私が惹かれた女性のパーツ - 証券会社で働いて居ます (hatenablog.com) でもさ…… これが私の仕事なんだ…

私のこと覚えてる?

~ クラスメイト ~ あれ? あ~ 久し振り~ ねえ…… 私のこと… 覚えてる?…… ええ~? ショック~ 私達…… けっこう仲良かった…… かもよ?………… TO BE COMUGIKO

子供でも殺す?

あなたの笑顔が見たいから……… 私は…………… 私はいつも 殺します……………… 「鯖戸… どうだ?」 「子供が……… 子供が居ます…………」 「ああ………」 「子供も……… 子供も…殺すんですか?……………」 「ああ………」 「…………」 「…… 鯖戸……… お前が殺らないなら 他のやつが殺ることにな…

何故か悲しくなる夜

~ 悲しみの理由 酒森 ~ 最近の私は…… どうやらおかしいらしい…… さもなければこんなに……… こんなに悲しくなどなるものか………… 夜の帳が下りた後…… 部屋に独りで居る時に…… 何故か零れる この涙…… いつもそう…… 突然訪れる…… この深い悲しみ………… 理由は全然…

糠床!最高に美味しい始め方!!

~ 鯖戸先輩の発酵教室 ~ 私が糠床と暮らしだして どれ位の 年月が流れたろうか……… たしか始める前は 毎日混ぜるのがめんどくさそうだとか 痛んだらどうしようとか 管理が大変そうだなって思って 暫く 二の足を踏んで居たと記憶して居る……… 案ずるより産む…

美味し過ぎる糠漬けの秘密?!

~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ…… バーテンダー…………」 「はい?」 「この糠漬けってさあ…… あんた自分で漬けてんの?……」 「ええ… もちろんですとも」 「旨過ぎなんだけど……」 「ありがとうございます」 「ねえ…… バーテンダー………… この純米古酒…… 銘柄何? すっごい旨い………… こ…

殺り過ぎの先輩

「とりあえず 酒森は見てな…… 私が殺るから…………」 「…は…い……」 ベキィィッッ 「…」 ボキッ バキィィイッッ ゴキッ バキッ ベキィィィイッッ 「ハァ…ハァ…… 酒森…ハァ……」 「…は…い………」 「ハァ…ハァ…… あんたも…殺る?…ハァ…ハァ………」 「私…… 無理です………」 「ハァ… なんで…

TKGのTって何?

~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ……バーテンダー…………」 「はい?」 「TKGって一般的には フォークで食べられて無いって知ってる?」 「いえ…… 存じ上げませんでした………」 「それと…… もうひとつ 一般的な話なんだけど……… TKGのTは TAMAGOのTで TOMATOのTじゃ無いのよ?」 「それ…

何度も何度も

~ クラスメイト ~ 私がイメージして居たよりも…… それはとても……… ザクロ以上に…… ザクロだった……… そのザクロのようなものを……… 私はもう少し見て居たかったけれど…… 彼女は何度も…… 何度も何度も…… そこへ…… ハンマーを振り下ろした……… そこにあるものは…

ザクロのようなそれ

~ クラスメイト ~ ピコピコハンマーくらいの雰囲気で……… 表情ひとつ変えずに 片手でヒョイッと持ち上げるもんだから……… 私は少し…… 驚いた………… いや…… けっこう驚いた………… 彼女の腕は 白くて細い…… とてもじゃないけれどそんな力が在るようには見えなかっ…

内心かなり驚いた

~ クラスメイト ~ それを見たとき 私は少し……… いや……… けっこう…… 驚いた……… TO BE COMUGIKO