証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の在りふれた日常を描いた物語です♡

2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

そのキノコ!ヤバいDEATHよ?!

~ Bella giardino ~ 自主退学の手続きは、入院中に郵送だけで済んだ。 退院の日は、予定よりも随分と早く来た。 「若くてスポーツもやってるとさすがに違うね、羨ましい」 入院中によく世話を焼いてくれたナースがそう言っていた。 退院する前夜に担当医が一…

女子空手部主将の鞄に入っていたもの

~ Bella giardino ~ 後からその警察の人から聞いた話しでは、 本当はもっと時間をかけて細かく、 根掘り葉掘り訊かなければならなかったところを、 私のことを可哀想に思い、 純粋な善意だけで、 それら全てを訊いたことにしてあげたのだと言っていた。 「…

キュウリを美味しく&健康的に食べる方法☆

~ Bella giardino ~ 殴られそうになると無意識に拳が出てしまうようになった、 おそらくこれがきっかけであると思われる、 学生時代の出来事を思い出して居たところから、 はたと我に返り現状を見る。 一、二、三、四……。 六体……、か……。 今私の足元に横た…

植木鉢の台座はこうしてつくれば簡単オサレ

~ Bella giardino ~ 「やる気あんのかお前っ! 殺す気で来いっっ!! この俺が嫌いだろうがっっ!!」 「押忍!!」 最後の力を振り絞って声を出した。 顧問の右逆突きが私の左目にあたり、 今までに聞いたことの無いくらい派手な音が 道場に響き渡った。 首…

学生のとき部活の先生に私がされたこと

~ Bella giardino ~ 私は薬の副作用もあって、もうふらふらで、 一人で立ち上がることも出来ないくらいにさせられていて、 もちろん何の抵抗も出来ず、 昨日と一昨日以上に、 顧問にされるがままだった。 耳には扉の向こう側で練習を開始した仲間達のかけ…

鰯を最高に美味しくする調理法?!

~ Bella giardino ~ 学生時代のことを思い出していた。 「やる気あんのかお前っ!殺す気で来いっっ!!この俺が嫌いだろうがっっ!!」 「押忍!!」 私の通っていた学校で、 私が所属していた空手部の顧問と最後に行った組手だった。 話しは少し遡る。 その…

お家パスタでも簡単にお店っぽく出来る技

~ Bella giardino ~ パンパンパンパン あの音で目が覚めた。 この音で目覚めたのは、 これで何度目となるのだろうか……。 多すぎて解らない。 目の前に居るのは知らない男だった。 どうやら上司の拳銃に実弾は装填されておらず、 私は恐怖で失神していただ…

お茄子を安全且つ美味しく食べる術EX?!

~ Bella giardino ~ 事務所に戻ると監視役のことを訊かれたので、 「コンビニに寄ってから戻ると言ってました」 と 答えたら、 「お前なめてんのか?」 そう言われていつもの感じ。 ・・・・・・・・・・・・・・・ でもこれは、監視役のことを勘ぐられて、 と…

お茄子の最も安全な焼き方?!

~ Bella giardino ~ 銀波を切って沖に出る。 ドラム缶を海面に落とした反動で、船が大きく揺れた。 いつもの事なので動じはしない。 今日もこれで、作業終了。 私達以外誰も居ない、月の光で思いのほか明るい海上で、 「服脱げよ」 と、 一応は私の手伝いも…

多肉の葉っぱから何か可愛いのが出て来た

~ Bella giardino ~ この会社で私が担当している仕事は、 コンクリートを混ぜること、 それをドラム缶に流し入れること、 それが固まったら 海に沈めること。 これらが基本で、あとは言われた雑用をこなすだけ。 体力的にはぼちぼちハードだけれど、 簡単…

待つことが苦にならなくなる至極簡単な方法

~ Bella giardino ~ 世鬼山さんはあれからどうしているのかな……。 そう思いながら私は、 社長のソファーに座ってみた。 身体が思い切り沈み込む。 このソファーは人間をダメにするヤツだ......。 そう思った。 世鬼山さんとは、あれ以来会っていない。 こ…

多肉から出て来た『何か』?!

~ Bella giardino ~ ................................................................................. 目を開けるとドンペリニヨンのロゼ。 空瓶だった。 どうやら私は、眠ってしまっていたらしい。 酔うほど呑んだわけでもないのに……、 疲れていたの…

カッコイイ女を演じる私

~ Bella giardino ~ 新しい仕事は、勿論早く探さなければならないのだけれど、 それよりも先ず私は、 今夜眠る場所を捜す必要があった。 あと一日くらい社員寮で寝ても良いのではないかと思ったのだけど、 先輩が別れ際に、 「朔ちゃん今から社員寮に荷物取…

まだ誰も出勤してない事務所で全裸の女?!

~ Bella giardino ~ 目が覚めて、時計を見た。 良かった。まだ大丈夫だ。 昨日の終わりに、 「ちゃんと掃除しとけよ」 と、 そう言われていたので 掃除を始めた。 テーブルや床がベタベタだったので、バケツに水を汲み、 雑巾で拭き取る。 それをゆすいで、 …

いままででいちばん恥ずかしかった夜 後編

~ Bella giardino ~ ※今回の作品 文字数が多かったので前後編 二日に分けての公開とさせていただきましたが 内容的に どちらか片方では成りたたず 特に後編は 前編在りきで在る為 本日は前後編一括公開とさせていただきます(_ _) 昨日読んでいただいた方…

いままででいちばん恥ずかしかった夜 前編

~ Bella giardino ~ 「オイ、自分で広げて奥まで見せろ」 バーテンダーさんにそう言われた私は、 死ぬほど恥ずかしかったけど従うしかなかった……。 どうしてこんなことになってしまったのか……。 「オイ、朔乃」 「はい?」 「今から独りでしてるとこ見せろ…

背中から机に押さえ付けられて・・・

~ Bella giardino ~ パンパンパンパンと……、 随分と前からその音は聞こえていた……。 こめかみがズキンと痛む。 目を開けると同時に、自分の身体が ビクビクと痙攣した。 「アハハ、こいつまた寝ながらイってますよ?」 「あれ?こいつ目ぇ覚ましたんじゃねぇ…

いつも無茶苦茶されてる私だけど・・・

~ Bella giardino ~ 床の上に直接身体を横たえると……、 あの日の記憶が思い起こされた……。 あの呑み会に、もしも参加しなければ、 こんなことには、 ならなかったはずだ……。 私は、こんなに大きな罪悪感にさいなまれることもなく……、 その呵責から、 死に…

ヤバい女と間違えられて・・・

~ Bella giardino ~ 「殺る前に、やってたろ?」 「ああ……、 そこはもうバレてますよね……。 そうです……。 なんか棕櫚さん、ここに来る途中で他の女と間違われたらしくて……、 数人の男に捕まったらしいんですよ。 で、 面白そうだと思って、おとなしくついて行…

パイセンの居場所を24H把握してるヤバ女

~ Bella giardino ~ 気長に待とうって思ってたけど……、 棕櫚さんの記憶が、全然戻らないことが……、 途端に不安になってきた……。 他に見分ける方法とか無いのか? どのみちもう訊けないけど……。 「バーテンダーさんこんばんは」 「どうした? 二人一緒に来るな…

ゴーヤ茶つくれば太らない?!

~ バーテンダーとJoshのゴーヤ教室 ~ 世間ではもーすぐゴーヤの旬?! しかし!! 薬効たっぷりのゴーヤを 旬の今だけしか利用しないなんて勿体無い!! ということで 今回は 僕も愛飲して居る ゴーヤ茶のつくり方を ご紹介させていただきます笑笑 先ずは …

そんなの絶対に無理・・・

~ Bella giardino ~ 一体どうなってんだよ……。 まず有り得ないって言ってたのに……。 「見た目はまるっきり一緒だから、 すぐに解るよ」 女が言ってた通りだったし……。 棕櫚さんを見つけたとき、すぐに、 この女だ。 って……。 「不安だったら無理矢理やっちゃ…

殺して欲しいとお願いした時に言われたこと

~ Bella giardino ~ 異常に長い沈黙の後、 本当に同じ人? と、 思ってしまうくらい……、 優しくキスされた……。 ああ……、 この人は……、たぶん……、 やっぱり? 優しい人だ。 そう思った……。 ・・・・・・・・・・・・・・・ そこからまた散々された後、 「あ……

トランクに押しつけられて私は・・・

~ Bella giardino ~ 目が覚めると真っ暗だった。 一瞬ここは社員寮、変な時間に目覚めたか? と、 随分前の記憶とごっちゃになったが、 身体に感じる振動と、鼓膜を震わせるエンジン音で、 今自分がどういった状況なのか、 すぐに理解することが出来た。 …

プロが教える玉葱微塵切りと保存の技?!

~ バーテンダーと助手のオニオン教室 ~ 新玉葱の出回りに付随した 玉葱切り替わり時期の現在 前年度玉葱からの 発芽も目立って来たことと思います…… ハッキリ言っちゃうと今頃皆さん 発芽ラッシュなのでは?…… 一般の方々は そんなに大量ストック してない…

殺すつもりは無いと言われたけど・・・

~ Bella giardino ~ 「中で何してるんです?」 男が僕に近付いて、 「何だと思います?」 お腹がチクっとした。 「声出さないでね。殺すつもりは無いから」 母が僕にくれたダガーナイフに形は似ていたけれど、 こっちのほうが明らかに安物だ。 むこうの空港で母…

バレたら私、何されるかわかんない・・・

~ Bella giardino ~ 目が覚めて隣を見ると、 女は居なくなっていた……。 そんなことを考えていたのだけれど、 女は変わらずそこに居て、 僕に寝顔を見せていた。 眠っている女の唇に僕の唇を重ねると、 昨夜と同じように……、 舌が入って来た……。 日本に到着…

トランクに入ってる女の利用法?!

~ Bella giardino ~ あのとき、 由子と武仲の行動力には本当驚かされた。 「とりあえずほとぼりが冷めるまで、外国行ってくるよ」 「由子さん俺も行くよ。一緒に行こう」 「マジ?!」 「マジ」 二人がそんな会話をした二時間後には、 偽造パスポートとかチケット…

偶々席が隣り合った人とくちづけるまで

~ Bella giardino ~ 女は日本へ帰国するのだという。 料理の勉強で、フランスに二年ほど住んでいたらしい。 僕の母親は、僕をコックにしたいらしく、 僕が望めば入りたい学校に入らせてやるし、 どんなレストランにでも修行に行かせてやると言っていた。 …

たぶんこうなるんだろうなとは思ってたけど

~ Bella giardino ~ アクセルを踏みながら、 由子のことを思い出していた……。 あのとき、 この振動に気付いたのは私が先だった。 由子に言うと、 「ああ……、たぶんエンジンマウントだな。 大丈夫。予備を持ってるから今度交換するよ」 そう言った。 一ヶ月後…