証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の在りふれた日常を描いた物語です♡

植木鉢の台座はこうしてつくれば簡単オサレ

~ Bella giardino ~

 

 

 

「やる気あんのかお前っ!

 殺す気で来いっっ!!

 この俺が嫌いだろうがっっ!!」

 

「押忍!!」

 

最後の力を振り絞って声を出した。

 

顧問の右逆突きが私の左目にあたり、

 

今までに聞いたことの無いくらい派手な音が

 

道場に響き渡った。

 

首から上を殴るのは禁止されていたはずだけど、

 

顧問にとって、

 

そんなのはどうでもいいことらしかった……。

 

反対の拳が私の顔へ迫って来るのを、

 

私の右目は捉えていた。

 

 

死んだ。

 

 

そう思った瞬間、

 

私は顧問の左正拳を右腕で上段受けしながら腰を旋回させ、

 

肝臓へ左の振り打ちを手加減無しで入れていた。

 

私が本気で他人を殴ったのは、

 

これが初めてだった。

 

たぶんこのときだと思う。

 

殴られそうになると、無意識に拳が出てしまうようになったのは……。

 

ぼんやりとしか覚えていないけれど、

 

他部員達の悲鳴が聞こえたような気がする。

 

左の振り打ちを引く勢いで、今度は右の順突き。

 

先生は身体をくの字に曲げていたので、

 

綺麗にこめかみに入った。

 

連続して、左、右、左、右……、

 

先生が道場の壁に張り付いてからも拳を止めず、

 

私は顧問を、全力で殴り続けた……。

 

顧問のくちから流れ出し続ける血液で出来た水溜りに足を滑らせなければ、

 

私の拳は、

 

いつ止まったか知れない……。

 

 

私は空手が好きだった。

 

大好きだった。

 

この日以降、私は空手着に一度も袖を通していない………………………………

 

 

 

 

         TO BE COMUGIKO

 

 

 

 

 

「ねえJosh君…………

 何してるの?……………」

 

 

「ああ…朔乃さん………………

 ちょっとこのブロック割りたいんだけど…………………

 良い方法ないかな?って…………………」

 

 

「ああ…………………

 そんなの簡単だから殺ったげるよ…………………

 ちょっと離れてて…………………………」

 

 

「?」

 

 

「ラァっっ!!」

 

 

?!( ゚Д゚)💦💦

 

 

「あ………ありがと………………」

 

 

「礼には及ばん…………

 こんなの簡単だから……………

 また割って欲しかったら言えばいい……………………」

 

 

「あ………はい………………」

 

 

朔乃さんって…………

 

実は怒らしたらイケない人?……………………

 

でも………………

 

ギャップ萌え…………………♡

 

 

割ってもらったブロックは…………

 

 

植木鉢の台座に変身させました♪☆

 

ねーねー朔乃さん……………………
ちょこっとだけキスさせてくんない?………………………

 

お前もか…………………………

 

この日の賄いはこんな感じでした♪♡♡♡

 

賄いを食べて居る最中………………………
私の後ろにはずっとバーテンダーさんが居て………………………
「気にしないで食べてろ」

言われましたが………………………
こんなに揺らされながら気にせずに食べるという行為は…………………………
とても難しいものでした…………………………

 

僕は朔乃さんの後だったので………………………
既に食べ終わって居たし………………………
何の問題もありませんでした………………………
寧ろ………
何かを食べながら……………………
と言う経験が未だ無い僕は……………………
そういうプレイに…………………
とても興味が沸きました………………………