~ Bella giardino ~

後からその警察の人から聞いた話しでは、
本当はもっと時間をかけて細かく、
根掘り葉掘り訊かなければならなかったところを、
私のことを可哀想に思い、
純粋な善意だけで、
それら全てを訊いたことにしてあげたのだと言っていた。
「心の底から感謝しろ、そして世界中のどの人間よりも、俺様のことを敬え」
とも言われた……。
私はこのとき自分の胸が、
ギュッと締め付けられるような感覚を覚えた……。
この感覚が何なのか……、
このときの私には解らなかったのだけれど……、
後にこの警察の人と私は、つきあうことになった。
生まれて初めて恋人が出来た。
私はそう思って喜んでいた。
けれど、
つきあい始めたと、
恋人が出来たと、
そう思った日から一週間も経たない内に私は、
それが間違いだったということに気付くのだった……。
私が眠っている間に、
私の身体からは顧問のDNAが採取され、
それが証拠として保存されているという話を聞いた。
顧問の自宅や道場の個室、
職員室の机やパソコン、ケータイ等からは、
私も含め、
女子生徒達を撮影したビデオや動画が数百本見つかっており、
その全てが押収されたらしい。
被疑者死亡のまま書類送検ということなので、
本人から謝罪を受けることは出来ないけれど、
慰謝料は貰えると言われた。
「え?亡くなったんですか?」
「ええ……」
「あの……、死因は?」
「全身打撲による突発性の多臓器不全と、
幾つかの内臓破裂も認められましたが……、
一番の要因は頭蓋骨陥没による脳挫傷だったと聞いています」
交通事故か、良心の呵責を理由とした自死だったら良いな
と
思った私の淡い期待は、当然ながら外れたのだった。
「お前が撲殺したんだ」
警察の人はそう付け加えた……。
このときもまた、私の胸は、ギュッと締め付けられるような感覚を覚えた。
「どうかしましたか?」
警察の人の目を見た……。
運動もしていないのに、何故か心拍数が上がってきた。
呼吸も苦しい……。
「あ……、いえ……、なんだか胸が……、
苦しくて……」
「それは恋だよ」
退院した後暫くの間、施設に入れられることにはなったけれど、
私が罪に問われることは無かった。
施設に入れられる理由は、
結果的に教師を死に至らしめたからということではなく、
単に私に身寄りが無かったということと、
今回のことで負ったに違いない、心的外傷のケアの為らしかった。
後から聞いた話しでは、
本当は殺人の罪で無期か死刑だったところを、
あの警察の人が上手く誤魔化してくれたのだということだった。
このことははあの警察の人、本人のくちから聞いた。
お見舞いに来てくれた空手部主将は、私は何も悪くないと言ってくれた。
もしもこんなことになっていなければ、あの日……、
「自分が殺っていたはずだった」
とも、
主将は言っていた。
鞄を空けて中を見せながら、
「これが証拠。信じてくれる?」
刃渡り三十㎝程の柳刃包丁が、
刃部も隠さず裸のまま入っていた。
主将も顧問から、
日常的に酷いことをされていた女子生徒達の内の一人らしかった……。
お見舞いに来てくれたのは、後にも先にも主将唯一人だけだった。
「また来るね」
主将はそう言ってくれたのだけれど、
私は心の中で、
たった一回だったけど、お見舞いに来てくれて嬉しかった、さようなら。
と、
言った。
主将とはその日を最後に会っていない……………………………………………
TO BE COMUGIKO
100均で金網を購入しました♪♡
お水やりの時……
お外へ一気に運べるから…………………
凄く楽ちんです♪♡
「オイ朔乃………
昨日私が言ったこと……………
忘れたわけじゃあ無いよなぁ?」

だけど多肉はほっとけないよ……………………

~ まだデザート食べてる途中なのに ~




TO BE COMUGIKO






























