証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の日常を描いた物語です(・∀・)♡

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

食パンの一番美味しいたべかた♡

~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえねえバーテンダー…… 前々から思ってたんだけどさぁ……」 「はい?」 「もしかして私が…… 卵黄と ミニトマトの区別もつかないような…… そんな女だとか…… 思ってたりしない?………」 なんで解ったんだ…… てゆーか 実際そうだろ? 「まさかまさか …

夜の森に在るBARで №9

~ BARで 東雲坂田鮫 ~ 息苦しさと…… 懐かしさ……………………………… それにしてもこの魚……… なんという美味しさ……………… 皮はパリッと中しっとり…… くちで言うのは簡単だが 魚の筋繊維をパサつかせずに 皮目をパリパリに焼き上げるというのは 一流の料理人でも難しい…

夜の森に在るBARで №8

~ BARで 東雲坂田鮫 ~ 断片的に思い出して来たのは…… 今目の前に居るバーテンダーの 過去に何度も感じた 柔らかなくちあたりと息苦しさ…… 表情や仕草…… 温もりや匂い………… そして…… 言葉…………… だけどそれらが繋がることは無い…… でも…… 繋がること無く ずっ…

人間と犬の違い Ⅲ

~ そんなん癒やしゼロやん…… 酒森 ~ 私は…… 犬が……… 好きで在る………… しかし……… 自分が…… 犬で無くて…… 良かったと………… 心の底から…… 思って居る………… 玉葱だけでは無いのだ………… 犬が食べちゃダメなものは………… TO BE COMUGIKO すっごく美味しいチョコレート…

人間と犬の違い Ⅱ

~ ヤマアラシのジレンマ 酒森 ~ 例えば…… 夜になり 床につく………… 朝の光で目が覚めて… 鏡を見たら 犬だった……… 自分が犬に なって居た……… もしもそんなことが 実際に あなたの身に起こったとしたならば……… あなたは何と 思うだろうか………… 私ならきっと…… …

人間と犬の違い Ⅰ

~ なんとか逃げて来たけれど… 酒森 ~ 私…今日……… お散歩してただけなのに…… いきなり職質されて…… そのまま連行されそうになった………… 唯々普通に…… 普通にお散歩してただけなのに………… おもいっきりダッシュして なんとか逃げきれたから良かったけれど………… …

空気を読むということ

~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえねえバーテンダー…… おかわりちょーだい こんどはもっと強いやつ♡」 「どうぞ」 「ねえねえバーテンダー さっきから 何刻んでんの?」 「生発芽玄米サラダに混ぜ込む野菜達ですよ ついでに 切り込みピクルスの 瓶詰めも殺ってます」 「へ~ そ…

夜の森に在るBARで №7

~ BARで バーテンダーと東雲坂田鮫アネモネ藤子 ~ 彼女のくちを塞いだまま 彼女の軀を拭いて居た……… なんだか途轍も無い違和感に襲われた私は… さっき収穫して味見した野菜の中に 別の意味の野菜でも混入して居たのだろうか…… と 本気で思った……… 彼女の傷…

もう一人の恋人

~ 部屋で 酒森 ~ あなたを見て居ると…… なんだかとても…… 本当に…急に…… 悲しくなることが在るの…… どうしてなのかしらね…… 全然解らない…… そして…もうひとりの恋人…… 今夜は涙が………… 止まらない……………… こんなに悲しい夜は 本当にシンプルな殺り方が良い……

私の大好きなアレと色☆

~ 鯖戸先輩の発酵教室 ~ 最近 私の糠床が…… ほんのりオレンジ色…… 私…… ガラケーしか 写真撮る機械持って無いから 解りにくいかもしれないけれど…… 実際ほんのりオレンジ色…… 理由は簡単 ちょっと前まで 連日沢山投入し続けて居た 人参…… 人参の色素が 糠…

子供の頃からシテルコト

今年の梅も なかなか 良い感じだね…… 毎年梅を見ると…… 子供の頃を思い出すなぁ……… 「鯖戸先輩の子供の頃って…… どんな感じだったんですか?……」 「今と…… 今とそんなには………… 変わんなかったかな…………」 「………………」 全身刺青で血塗れの子供は嫌だ………… てゆーかホン…

夜の森に在るBARで №6

~ 追憶 バーテンダー ~ コンビニオーナーの娘達が まばたきを出来なくなったその目で 私を見て居た……… 私は彼女たちを とても愛おしく思った………… 妹は ゆっくりと絞殺したので 骨に異常は無く… 姉は そのつもりで前から抱きしめて 骨盤と肋骨にキズをつけ…

おねがい・・やめて・・・【後編】

~ アパートの一室で 酒森 ~ ひっ……… へ…蛇苺…センパイ……… だ… だから…… だから言ったのに……… つ… 次から…… 次からで良いから…… お願いだから…… お願いだからフープロ使ってください……… フープロ使えば… 大量に殺ったって飛沫飛ばないし… 一滴の涙も流さず…

おねがい・・やめて・・・【前編】

~ アパートの一室で 酒森 ~ や…… やめ…て……… 蛇苺…センパイ…… お……おねがい………… ほ…… 包丁…な…んて…… ど… どうか……… し…してる…………… い…いや……… や…やめて………… こ… これ……… これ…差し上げますから………… お… お…おねがい……… おねがいだから…… その包丁… は……

夜の森に在るBARで №5

~ 追憶 バーテンダー ~ 「今日はサボれば?」 と 私が言うと 返事はしなかったが彼女は 翌朝私がコンビニへ出勤するまで ずっと傍に居た…… アパートを出るとき 前日手に入れた特殊警棒を 彼女が興味深げに見て居たので 彼女の手に握らせて 「これを必要として…

揚げ物の順番はとても大切だよ☆

~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ……バーテンダー………… なんか私…… 今夜は揚げ物食べたい気分………… でも…… やっぱ無理だよねえ…………」 「安心して下さい 今夜はちょっと 本気出しますから」 「マジ?」 「マジ」 ゴールデンウィークの最終美 それを飾るのは やはり 揚げ物に 違い…

送迎の人がくれたもの №9

~ 追憶 津葦キリコ ~ いつものように仕事の時間より早く待ち合わせして 今… 送迎の人と車の中……… 私が上になって居て… 送迎の人に 「目を閉じて」 と 言った…… 送迎の人は目を閉じてから 「終わってからじゃダメかなぁ……」 と 目を閉じた自分の額に ゆっくりと…

野草の美味しい食べ方☆

~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえバーテンダー……」 「はい?」 「これって…… 何?」 「ああ… それは野蒜といって 野草の一種です 今回は舞茸と合わせて調理しました 因みに野蒜は このお店の周りに うんざりするくらい自生して居りますよ」 「雑草?……」 「間違いでは在りません…

送迎の人がくれたもの №8

~ 追憶 津葦キリコ ~ お片付けの仕事は どうやら私に合って居るらしい…… 上の期待に応えられなかったのは 女に自殺されたあの一回だけで それ以降は 上からの要求以上に成果を上げ続け 今はかなり重要なお片付けも任されるようになった……… お金の面ではも…

言いかたに気を付けて・・・

~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ棕櫚さん……」 「えっ?! そっちから来るパターンって在るの?!…… な……何?…………」 「おっきいキャベツって 見たこと在る?」 「なんだ…… そんなことか…… うん… かなりおっきいの 見たこと在るよ 直径30㎝超えの特大……」 「コレ見てよ」 「ごめ…

もの凄く美味しいパンの秘密?!

~ BARで 鯖戸 ~ 私はアーモンドのお花が好きだ…… 可愛らしさと可憐さ…… その両方を持ち合わせながらも その花期は意外と長い…… けれど…… さすがに今期はもう終わりかな…… 始めの頃は若々しい濃いピンク色だった花びらも 随分白くなって来た…… アーモンドは…