証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の日常を描いた物語です(・∀・)♡

夜の森に在るBARで №6

~ 追憶 バーテンダー ~

 

 

コンビニオーナーの娘達が

 

まばたきを出来なくなったその目で

 

私を見て居た………

 

私は彼女たちを

 

とても愛おしく思った…………

 

 

妹は

 

ゆっくりと絞殺したので

 

骨に異常は無く…

 

姉は

 

そのつもりで前から抱きしめて

 

骨盤と肋骨にキズをつけないよう気を付けて

 

正確に背中側から肝臓を貫いたので

 

二人とも

 

燃やしてしまえば証拠は残らない………

 

 

そう思った……

 

 

本当は

 

ずっとこうしたかった………

 

今までこの姉妹を殺害せずに居たのは

 

バイトを継続したかったからだ…………

 

 

私には

 

ずっと欲しいものが在った……

 

それを手に入れる為には

 

沢山お金が必要だった…………

 

 

レジ付近の煙草置き場から

 

ech○を一箱取って

 

火をつけてから姉と妹の唇を開いて咥えさせ

 

軀に被せた仮眠用の毛布に燃え移り

 

炎が大きくなるのを見とどけてから

 

コンビニを後にした…………

 

本当は姉妹も

 

他の彼女達と同じように

 

アパートに連れ帰って

 

暫く一緒に暮らしたかった………

 

しかし

 

そのときの私は

 

ふたりを連れ帰る手段を

 

持ち合わせて居なかった…………

 

 

折角完璧に従順に

 

私好みの女になった姉妹だったが…………

 

そのときは

 

燃やす以外の方法が思いつかなかった…………

 

 

はじめは

 

遅刻して出勤したらコンビニが燃えて居た

 

 

そう言うつもりだったが………

 

もしも殺人か放火……

 

或いは

 

その両方を疑われた場合……

 

私のアパートを調べられるのは

 

当たり前だと思った……

 

 

アパートを調べられれば

 

仮にコンビニでの殺人と放火が誤魔化せたとしても

 

アパートに留守番させて居る

 

他の彼女達の骸に関しては

 

誤魔化しようが無い………

 

 

私は予定を変更して

 

暫くこの地を離れることにした………………

 

 

              TO BE COMUGIKO

 

 

絞殺した妹の歯がピンク色に染まっていく様を見とどけられなかったのは今でも心残り……