証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の日常を描いた物語です(・∀・)♡

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

猟奇殺人鬼の美術教師に執着して居る私

~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ その日私は学校をサボった……… 帰宅後すぐに強い睡魔に襲われた私は 昼過ぎまで眠ってしまったのだ………… たぶん あの美味しい紅茶が 齎した作用だろう……… 私は今朝の帰宅途中 足がふらふらだったし 道もなんだか ぐにゃぐにゃに曲がって…

涙が止まらない本当の理由?!

~ BARで 鯖戸&酒森 ~ 「鯖戸先輩すみません…… 遅くなっちゃって…… え?… あ…あの…… どうかしたんですか?…………」 「解らない…… 何だか急に………… 悲しくなって来ちゃって………」 「え? あ…… あれ……… 鯖戸先輩…………… なんか…… なんか私も……………」 「どうぞ 採れたてのレ…

包帯がスイッチに変わった日

~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 「ちょっと出かけてくるから…… 今日はもう帰れ……」 先生はそう言うと 玄関から出て行った………… 暫くして 私は…… 隣の部屋に在った大きな冷蔵庫を開けて…… そこに在った食パンを食べた…… 独りの食事には慣れて居たが これを 先生と一緒に…

超高額な報酬と髪

「あっ 酒森先輩昨夜泊まりだったんスか?」 「あ…鋳鷹…… うん…… 仕事量多過ぎで 全然帰れなくてさ………」 「頭ボサボサじゃないスか… てゆーかおかしいっスよ 酒森先輩だけそんなに忙しいのって… あの… 私言いますから 一緒に主任のとこ行きましょう!」 「あ…

私の感情を言葉で伝えたかった

~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 先生は私の手足の自由を奪って居た包帯を解き…………… 私の手に…… そっと乗せてくれた………… 「先生……」 「ん?……」 「この子は… ナマズみたいで 可愛いですね……」 壁に貼られたポスターを見て 私はそう言った…… 「ああ…… 私もそう思う………… 時々鯨…

人間がもし皆たまごだったら

~ BARで 鯖戸 ~ 「本日は平飼いの極上品が手に入りましたので メインはこちらの………」 「ねえ……バーテンダー………」 「はい?」 「私さあ…… 最近凄く考えちゃうことが在って…………」 「………… はい…………」 「人間がもし…… 皆…… 卵だったらって………」 「ああ………… それは………… 確か…

覚えて居れば殺さなかったとは言わないけれど

~ クラスメイト ~ あなたも 覚えて無かったね 私にとっては 決して忘れられない 思い出なのに………… TO BE COMUGIKO

取り返しの付かないことをしてしまった

「私…… 取り返しのつかないことをしてしまった…………」 「鯖戸先輩…」 「……」 「鯖戸先輩… 後始末は私が……」 「でも…」 「大丈夫 このことを知って居るのは 鯖戸先輩と… 私だけです……」 「……」 「それに…… 全部こぼした訳じゃ無いし たこ焼自体は めちゃくちゃ…

先生に包丁を突きつけられたとき言ったこと

~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 「今先生は とても穏やかなお顔をされて居りますし 私の心は とても平穏です」 私は言葉を発したその瞬間から 自分の軀が溶けかけたりなどしては居らず また時間の流れが平常に戻ってしまったことを感じた……… 先生が無言で部屋を出て行…

超ピュアな人達?!

「酒森さん… ちょっと…いいですか?…」 「ん? どうしたの?」 「あの……… 酒森さんって 法人営業部の鯖戸さんと 仲良いですよね………」 「ああ…うん……」 「実は明日 鯖戸さんのお手伝いしてくれって 課長に言われて……」 「ああ……… そうなんだ………」 「あの…」 …

マティーニの次は和風気分?

~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ… バーテンダー………」 「はい?」 「今日のマティーニさぁ……」 「いつもよりドライに…… ですね……」 「……うん…… ………… この歯茎に刺さる感じ………… たまんないな……… …… ねえ…バーテンダー… 今夜は何か和風な気分なんだけどさぁ……… 純米の熱燗と 和…

先生は狂って居るか?

~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 「あいつ……… いじめの主犯格だったんだ……… お前…… 知ってたか?………」 私は首を縦に振った…… 「だから私は あいつに…… いじめられる側の気持ちを 解らせてやりたいと思った………… ……………… というのは嘘だ……………」 私がまた頷くと…… 先生は少し…

あなたが私に殺される理由

~ クラスメイト ~ あなたが…… あなたが私に 殺される理由は あなたが私に 教えてくれますか? TO BE COMUGIKO

君の手が私の胸に触れたとき

~ クラスメイト ~ 実際に そこには居ない 君の手が 私の胸に 触れたとき 私の心拍数がまだ上がるということに ほんの少しだけ 安堵する 実際に そこには居ない 君の手に 未だ僅かに残る 私の不安と緊張が この鼓動を介して 伝わったとき 私は未だ人間なの…

コンパの時いつもと全然違う後輩?!

「酒森センパ~イ おはようございま~す」 「ああ… 鋳鷹おはよう……」 「センパイ!日時が決まりました!!」 「え? 何の?」 「何言ってんスかセンパイ! コンパに決まってるじゃないっスか!!」 「ああ…… 決まったんだ……… ……あの…………」 「センパイ!一度OKしたんならも…

感じ方は人それぞれ

~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 「先生?………」 「ん?……………」 私は瞬きも忘れて…… ずっと先生の目を見て居た……… かなり長い静寂の後…… 「私も縛ってみてくれませんか?」 そう言ってみた……… 「どういうつもりだ?………」 私は校庭で女の子が縛られ 手足の自由を奪われ 口もきけ…

その女が犯した罪と証拠

「ああ酒森 ちょっといいか?」 「はい?」 「お前今日 弁当忘れたって言ってたよな?」 「ああ……… はい…………」 「どうだ? お腹すいてないか?」 「そりゃぁ… すいては居ますけど……」 「けど?」 「え? あ… いや…… 大丈夫です…………」 「ところで酒森……」 「はい?」 「私がランチ…

犯罪者が淹れてくれた美味しい紅茶

~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 女の子が置き去りにされた後…… もう一人が何処へ行くのか気になって 付いて行った……… 街灯に照らされた顔には…… 見覚えが在った……… 「おはようございます…先生……」 先生を驚かせないよう 小声でそっと声を掛けたつもりだったが…… 先生の…

インプラントと温泉の話

「鯖戸先輩って…… インプラント何本入れてるって言ってましたっけ?……」 「ああ… 今は全部で5本ね……」 「初めて入れたのっていつごろなんですか?……」 「16」 「へぇ~ 早いんですねぇ……」 「そう? ……… 酒森も…インプラント入れたいの?………」 「あ… はい…… で…

真っ暗な校庭での出来事

~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 私はいつも 鉄棒の後ろに座り………… その鉄棒にぶら下がる 動物や 人間の亡骸を想像するのだ…… 想像力は意識を補うことが出来るということに その頃の私はもう気付きかけて居た…… ゆらゆら揺れる亡骸は 私の心を平穏にも導いてくれる…………

経理と血と刺青と

貸借対照表を今月中に完成させるよう命じられた私……… しかもラスト二ヶ月分は 勘で殺るようにと言われて居る……… 本日も遅くまで残業…… 今… 計算が合わず…… 困って居るところ………… 「あれ?酒森?… こんな時間まで残業?…」 「あ… 鯖戸先輩…… もう忙し過ぎて全然…

校庭を目指して暗闇を歩いた私

~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 子供の頃…… 私は親に構ってもらえず…… しかも 友人と呼べる人間も…… 一人も居なかった………… だから 独りで時間を潰す必要があったが…… 何せ子供の頃だ…… 時間の流れがゆっくりな上に その長い時間を愉しむ知識も…… 持ち合わせてなど居…

疑い深い女

「ねえ…… 鋳鷹ってさあ………」 「え?何スか?……」 「実は3姉妹だったりする?……」 「え?…… なんでみんな知ってるんスかねぇ…… はい……実は3姉妹なんス」 「お姉さんって実は末娘だよねぇ?………」 鋳鷹(姉)ゴルゴン3姉妹末娘メデューサの疑い?! 「ああ…… なんかそれ…

規格外のカクテル?!

~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ…… バーテンダー………」 「はい?」 「コート脱いじゃっても良い?……」 「ああ……… 棕櫚さん……………… お気付きで無い様ですが……… もう……脱いでしまって居られますね……… ……… 看板………下げて来ますね………………」 「ねえ……… バーテンダー……………」 「はい?」 「…

狙って居た机

貸借対照表の作成を任された私は 未経験ながら 何とか計算を進めて居る……… 今朝主任から 「この机使うか?」 そう言われたので 「勿論です」 と 即答した……… 私はこの事務机を 自分の専用に出来ないものかと 前々から狙って居たのだ……… お気に入りの事務机で行う…

アイノカタチ

~ 私の気持ち 酒森 ~ 満足感……… だけどそれは…… その時だけで すぐに枯渇してしまう………… あなたが傍に居てくれると… 私はほんとに落ち着くの………… あなたが傍に居てくれれば…… 不安を感じることは無い………… あなたは気付いて居るでしょう? いつもあなたを見…

メドゥーサ?

「あ…鋳鷹……」 「あ 酒森センパイおはようございますっス」 「こないだはホントありがとね… 社員の年末調整の提出期限と合わせて さっさと済ませたいたいから 貸借対照表も今月中にに必ず完成させろって 上から言われてるんだけど 鋳鷹と鋳鷹のお姉さんが手伝って…

あなたの服を脱がせたら

~ 私の気持ち 酒森 ~ 今夜はなんだか 寂しい気分……… だから涙が零れるの…… 軀だけで構わない…… だから私を暖めて…… あなたの服を脱がせただけで どうしてこんなに寂しくなるの? 今夜も涙が止まらない………… 私はあなたをズタズタにしてから 散々炒めつけた……

ヘヴィーな勘違い?!

「酒森センパイどーっスか?」 「ああ… ちゃんと本見ながら殺ればなんとかイケると思うんだけど………」 「でもホント急っスよねぇ……… 貸借対照表なんて シロウトがいきなりつくったり出来るもんなんスかねえ?」 「うん… まあ でも上からの命令だし 誰かが絶対殺らな…

満たされたい

~ 私の気持ち 酒森 ~ 昨夜の…… 殺り方は…… 比較的…… 良い方法だった………… 火入れに時間はかかったけれど…… 簡単だし けっこう美味しい……… だけどそれだけじゃ…… 足りないよ………… 茹でたパスタに入れて殺る…… オイルとお塩で和えて殺る…… 仕上げにもうひとり…