~ 追憶 東雲坂田鮫 ~
「先生?………」
「ん?……………」
私は瞬きも忘れて……
ずっと先生の目を見て居た………
かなり長い静寂の後……
「私も縛ってみてくれませんか?」
そう言ってみた………
「どういうつもりだ?………」
私は校庭で女の子が縛られ
手足の自由を奪われ
口もきけない状態で居ることを………
純粋に……
純粋に愉しそうだと思ったのだ………
先生は私の服を脱がせた後……
新品の包帯で
優しく手足の自由を奪い……
私が
「口も………」
と言うと………
布のガムテープを…………
貼ってくれた………
手足と口の自由を奪われた私は……
今までとは全く違う時間の流れを感じ……
とても穏やかで……
今まで一度も感じたことの無い……
とても満ち足りた……
そんな……
気持ちになった………………
TO BE COMUGIKO