私と東雲坂田鮫さんは
目が合えば挨拶し
一言二言
当たり障りの無い言葉を交わすくらいの……
仲良しだ………
だから普段は本当に
当たり障りの無い事しか話さない………
でも
東雲坂田鮫さんの精神状態って……
ムラが凄いから……
時々……
とんでもない悩みを……
まるで新しいピアスでも買ったくらいの空気感で
打ち明けて来る………」
そんな時私は……
姉のことを思い出す………
無視して立ち去るわけにもいかないので
いつ過換気症候群の症状が出ても良いように
いつもポケットに入れて在る
ビニール袋に触れながら
時の過ぎ去るのを待つことにして居る……
TO BE COMUGIKO