あんなに熱望して居た
東雲坂田鮫さんとのトーク………
今正にその機会が訪れたというのに…
私は………
別人過ぎる東雲坂田鮫さんを目の当たりにし…
何を話せば良いのか
全く解らなくなってしまって居た………
仕方が無いので
天気の話よりはマシかと思い…
東雲坂田鮫さんの忘れ物について
やんわりと指摘してみた………
一瞬空気が凍り付いたかのような感覚に襲われたが…
その刹那
憂いに満ちた東雲坂田鮫さんの表情が解け……
逆に私の天然振りを指摘して笑った……
そう…
東雲坂田鮫さんは忘れ物をして居た訳では無く
唯
暑いからそうして居ただけだったのだ………
TO BE COMUGIKO