証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の日常を描いた物語です(・∀・)♡

コンパの時いつもと全然違う後輩?!

「酒森センパ~イ

 おはようございま~す」

 

 

「ああ…

 鋳鷹おはよう……」

 

「センパイ!日時が決まりました!!」

 

「え?

 何の?」

 

「何言ってんスかセンパイ!

 コンパに決まってるじゃないっスか!!」

 

「ああ……

 決まったんだ………

 ……あの…………」

 

「センパイ!一度OKしたんならもう引っ込めるとか無しっスよ!!

 相手方にも迷惑かかるんスから!!

 そこは社会人として筋とーしてもらわないと!!」

 

「筋…か………

 解った……

 腹くくるわ………

 で?いつ?」

 

鋳鷹は真面目な酒森を納得及び説得する方法を覚えた

 

「今晩っスぅ~~」

 

 

「ええっ?!

 ちょっと待ってよ

 いくら何でも急すぎるよ…

 私このガーゼシャツとジーンズでコンペ行く勇気無いよ?!」

 

「センパイ!

 安心して下さい!!

 姉はいつでもロッカーに勝負服待機させてるんで

 貸して貰えるよう既になしつけといたっス!!」

 

「ええ?!

 それは嬉しいけど…

 でも…

 鋳鷹のお姉さんの服なんて

 私が着てイタくならないかな?」

 

「鋳鷹の服着てイタくって?!

 マジっスか??

 私別の意味でコンパ楽しみになってきちゃいましたよ……」

 

「ちっ違っ…」

 

「あと………

 スイマセン……

 コンペじゃ無くてコンパっス

 カンパティシャン関係無いっス!

 ゴルフもピアノもやんないっス!!

 歌もガチで歌っちゃうと相手引くんで

 わざと下手めでお願いしたいっス」

 

「鋳鷹はどんな格好して行くつもり?」

 

「私はちょっと化粧して

 てきとーに誤魔化しますから

 気にしないでください!

 今晩のコンパは酒森センパイが主役なんで!!」

 

 

合同コンパはともかくとして

 

先輩思いの優しい後輩鋳鷹に

 

 良い子だなあ

 君にこそ

 いい人が現れたら良いのにな

 もしも君が

 本当に良い人と出会えるのなら

 私の軀なんて

 百回焼かれたって構わないのにな」

 

 

心の底から思う酒森なので在った…

 

 

そして定時後

 

ついに合同コンパへと出陣する

 

鋳鷹と酒森

 

「それでは参りましょう!!」

 

 

「あなた誰?」

 

 

「何言ってんすか?酒森先輩!!

 鋳鷹っスよ!!

 超ウケるんスけど~~

 不思議ちゃん路線っスか?

 今日のコンパ

 マジで楽しみになって来ちゃいましたよ~~!!」

 

化粧が旨過ぎる後輩 化粧後の鋳鷹

 

「…………」

 

                  

               TO BE COMUGIKO