｢あ…鋳鷹……｣
｢あ 酒森センパイおはようございますっス｣
｢こないだはホントありがとね…
社員の年末調整の提出期限と合わせて
さっさと済ませたいたいから
貸借対照表も今月中にに必ず完成させろって
上から言われてるんだけど
鋳鷹と鋳鷹のお姉さんが手伝ってくれたから
なんとかなりそうだよ｣
｢お役に立てて良かったっス………
え？……
今月中っスか？………
どうやって………？？………｣
｢１１月と１２月の計算は勘で殺れって言われてる………｣
｢勘っっ？？！！
マジっスか？？？！！！｣
｢うん マジ…
ところで……さ…………｣
｢？
どーかしたんスか？｣
｢いや……
あの……
鋳鷹のお姉さんってさ……｣
｢何ス？｣
｢目を合わせたりとかって……
やっぱマズイよねぇ？……
こないだ手伝ってもらったとき……
当たり前だけど
一回も目ぇ合わせてなくって…………
なんか……
仕方ないんだけど……
それでもなんか……失礼かなって…………
そんな気持ちも在って………………｣
｢え？
何スかそれ？
目ぇ合わすとか
全然問題無いっスよ？｣
｢え？……
ホントに？……｣
｢え？……はい…………
ホントっスけど……？｣
｢え？……でも…………
目が合った瞬間……
石にされるとか…………
そんなこと無い？……………｣
｢あの……
酒森センパイ？…………
さっきから
いったい何言ってんスか？？？｣
TO BE COMUGIKO
