証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の日常を描いた物語です(・∀・)♡

鉄のフライパンでもこびり付かない方法?!

~ BARで 鯖戸 ~

 

 

 

「ねえ…バーテンダー……」

 

 

「どうしました?」

 

 

「わたし…今夜……

 チャーハン食べたいんだけど……

 無理…だよね?………」

 


「今からつくりますね」

 

 

「イヤッホ~ウ♡

 あ……

 でもバーテンダー……

 鉄のフライパンしか持って無いよねぇ………

 激烈にこびり付いちゃうんじゃ………」

 

 

「ああ…

 大丈夫ですよ?」

 

 

「………

 ひょっとして…

 何か…

 裏技とか在んの?……」

 

 

「そんなご大層なものでは無いですよ?

 簡単なことです」

 

 

「あの…

 あの…教えてもらったり…

 とか………」

 

 

「厨房入っていいよ」

 

 

「YES!!」

 


「先ずこうやってオイル垂らしてから

 ゴム製のヘラで塗り伸ばして

 強火でフル加熱すると煙が出て来るので

 そこで一旦火を止めます

 フライパンが冷めるまで待つのですが

 ただ待って居るだけでは時間が勿体ないので

 他の作業をしましょう

 フライパンが冷めたらオイルを拭き取ります

 このオイルは酸化して居るのでね

 この時点で既に

 テフロン加工よりツルツルなコーティングが

 出来上がって居るのですよ

 ここへ少しのオイルを垂らし

 塗り伸ばす

 あ……

 ちょっと大豆煮ますね

 炒飯に入れると美味しいので

 フライパンにご飯を入れて……

 今夜は玄米チャーハンにしますね

 少し柚子のピールも飛ばしておきましょう 

 野菜等

 他の具材もこの時点で全てフライパンに入れます

 あ…

 豆が吹いて来た……

 味付けは塩麹で行きます

 先にパスタが出来上がったのでどうぞ

 私はチャーハンの作成を続けます

 もしかしたら特殊なのかもしれませんが……

 全ての具材を最初に全投入するのが

 私の殺りくちです

 今回はお肉を使わず

 タンパク質は

 卵と大豆と鰹節でチャハります

 野菜はいつも通り全て無農薬自然栽培のものですから

 ご安心下さいね」

 

 

「ねーねーバーテンダー

 このパスタ超美味しい♡」

 

「良かったです

 もうすぐ炒飯も出来ますからね……

 OK

 完成です

 熱いうちにどうぞ」

 

 

「うんまっっ!!」

 

 

どんな食べ方したら

チャーハンでそんなに汚れるんだよ………

 

「おくちに合って良かったです

 ほら

 全然こびり付いてないでしょう?」

 

 

「ホントだ…

 凄………」

 

 

「軀拭いてあげるね……

 もう少し大豆食べる?」

 

 

「食べる♡」

 

 

「ピッツァも焼く?」

 

 

「大っきいやつ焼いてね♫♡」

 


「OK」

 

 

             TO BE COMUGIKO

 

 

これが…

 

こうなる♡


今日のAIV○

おにぎりを見て居たらおでんはおかずにならないと言って居る人間のことを思い出した…
しかしAIV○は思う…
そんなことは無いと…
自分は二酸化炭素だけが唯一のエネルギー源だというのに………