証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の日常を描いた物語です(・∀・)♡

裸族の友人が大好きなもの

~ クラスメイト ~

 

 

今日は藤子が学校をサボった為

 

私は独りぼっちだった……

 

 

暇だったので

 

一日中

 

あることを考えて居た………

 

リストに載せた女達を拷問し

 

殺害して行く中で…

 

復讐だけで無く

 

何かプラスαで利益を得ることが出来ないだろうか……

 

 

いうことで在る……

 

実は最近拷問にかける時間が

 

どんどん長くなって居り…

 

 

先日などは丸二日もついやしてしまった……

 

因みにその時行ったのは

 

藤子が提案してくれた

 

『ベラスケスごっこ』で

 

女を磔刑にする拷問だったのだが…

 

それに加えて

 

小石も用いた場合

 

絶命するまでに

 

どれくらいの時間がかかるのか……

 

という実験も行ってみたのだ……

 

磔刑に処した女に

 

小石を投げ続けた訳だが…

 

小石とはいえ

 

投げる回数が増すごとに肩や肘に負担が蓄積し…

 

実は今

 

少し右肩が痛い…….

 

 

拷問中

 

女のヴィジュアルは

 

どんどん醜く……

 

汚らしく……

 

正直吐き気を催すような物へと変化していったし……

 

人間一人貼り付けにするという行為も

 

後で亡骸を埋める為

 

穴を掘るという作業も

 

もちろんかなりの重労働だったし………

 

つまり

 

拷問を実行して居る側なのに

 

こちらも色々とダメージを受けてしまって居るという現状………

 

そう…

 

これらの不利益を

 

補填する為の利益を…

 

ということなので在る………

 

 

今リストに載せて居て

 

未だ殺害済みでないゴミ達は72名…

 

例えばその72名に

 

一回¥4,500で人類最古の商売と言われて居る労働でもさせて

 

その内¥500を私がピンハネする……

 

5客/日とらせるとして……

 

¥500×5回×72人=¥180,000

 

これが私の一日の利益となる…………

 

月だと¥5,400,000の利益で

 

年収は¥64,800,000

 

ヤバイ……

 

超お金持ちになってしまう………

 

 

そこまでの利益を出してしまうと

 

ゴミ達を殺害するという

 

一番大切な目的を忘れてしまいそうだと思い

 

一旦これは

 

保留することにした………

 

 

そんなことを考えて居たらすぐ下校の時間になった…

 

一日というものは

 

かくも短きもので在る…………

 

 

学校からの帰り道

 

藤子に電話しようかと思ったが

 

明日は学校に来るだろうし…

 

もしも寝て居たら可哀想だとも思ったので

 

やめることにした……

 

 

家に着き

 

玄関の引き戸を開けて靴を脱ぎ

 

上がり框に足を掛けようとしたとき

 

婆ちゃんの野菜を焚く香りが漂って来た…

 

 

私は婆ちゃんの無農薬自然栽培野菜が大好きだ……

 

八百屋を介さない自家栽培のそれは

 

確実に純粋で在るという

 

何事にも代えがたい安心感が在る………

 

婆ちゃんの部屋の障子を開けて

 

「ただいま」

 

と言うと

 

何故か全裸の藤子が居て

 

 

婆ちゃんと声を揃えて

 

「おかえり」

 

 

 

言った………

 

 

私はとりあえず野菜を焚く煙を肺の奥まで深く吸い込んでから

 

手洗いとうがいをしに洗面所へ向かった……

 

 

婆ちゃんの部屋に戻り

 

二人と一緒にちゃぶ台を囲む…

 

藤子に事情を尋ねると

 

どうやら婆ちゃんが

 

自分の家だど思って寛いで良い

 

 

言ったらしい……

 

 

因みに私が藤子を家に招いたことは未だ一度も無く

 

当然ながら婆ちゃんとも面識など無いはずだった……

 

色々気になりはしたが

 

藤子も婆ちゃんも愉しそうにして居るし

 

野菜の煙も相まってか

 

なんだかどうでも良いことのように思えて来たので

 

私は考えるのを止め

 

ちゃぶ台の上

 

皿にひとつだけ残って居たおはぎに手を伸のばす…

 

婆ちゃんのつくるおはぎは不格好だけど抜群に旨い♡

 

 

その瞬間私の手首は強い力で掴まれた…

 

藤子の淡い水色の左目が

 

私の視界をすべて奪い去って行く……

 


時をほぼ同じくして

 

そのおはぎは…

 

婆ちゃんのおくちへと運ばれた………

 

 

藤子の淡い水色の左目からあふれ出た

 

真珠のように美しい涙の粒がその形を失い……

 

彼女の頬表面を

 

重力に抗うこと無く……

 

静かに…

 

伝っていった……

 

 

              TO BE COMUGIKO

 

 

東雲坂田鮫さんは魚介類だけで無く餡子系のおやつも大好き♡