~ クラスメイト ~
実際に
そこには居ない
君の手が
私の胸に
触れたとき
私の心拍数がまだ上がるということに
ほんの少しだけ
安堵する
実際に
そこには居ない
君の手に
未だ僅かに残る
私の不安と緊張が
この鼓動を介して
伝わったとき
私は未だ人間なのだと
ほんの少しの安堵と
未だ捨て切れて居ない
未練のようなものに由来する
自分に対する
嫌悪感みたいなものも
少しだけ感じる
TO BE COMUGIKO