証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の日常を描いた物語です(・∀・)♡

よく裸で来店する女の子に声をかけてみた

~ 追憶 東雲坂田鮫 ~

 

 

 

頭を二つ…

 

並べてみた…………

 

先生みたいに

 

センス良く飾ることの

 

難しさを知った……

 

 

やっぱり先生は凄い………

 

先生は……

 

先生は今何処に居るのだろう…………

 

先生と逢いたい……

 

先生とまた一緒に

 

あの美味しい紅茶を呑みたい…………

 

 

と……

 

強く…思った…………

 

 

学校の水道で

 

血塗れの

 

軀と服を洗った…………

 

ノコギリは

 

柄の部分が木製で

 

刃は鉄製……

 

自然素材だから……

 

 

言い訳して

 

川に投げた…………

 

さほどお腹が空いて居た訳では無かったけれど

 

心は完全な空腹だった……

 

食パンが

 

食べたくて食べたくて…………

 

仕方無かった…………

 

一旦家に帰って

 

濡れた服を洗濯機に入れてから

 

コンビニへ向かった……

 

 

夜の帳がまだ上がらない早朝のコンビニが

 

わりと好きだった……

 

家の近くのコンビニなので

 

いつも私は徒歩だったが……

 

気分は銀河鉄道から降りた駅だった……

 

会話をしたことは無いが

 

この時間によく顔を合わせる店員が

 

なんとなく猫っぽかったのも

 

それを助けた………

 

「出勤したとき

 最期の一斤だったのでキープしておきました」

 

店員が言った……

 

もし私が来なかったとしたらどうするつもりだったのか

 

と尋ねたら

 

自分で食べるつもりだったと答えた

 

私はお礼に4枚切りの1枚を

 

その店員のくちに咥えさせた……

 

「今日は来るのが遅かったですね

 早く帰らないと

 夜が明けてしまいますよ」

 

店員はパンを咀嚼しながらそう言った

 

この日初めて会話して

 

やっぱり変わった店員だ……

 

 

そう思った…………

 

 

              TO BE COMUGIKO