幼少の頃よりプロスケーターかプロピアニストになるのが夢だったけど
気付けばどちらも難しいお年頃……
この家をいつかは出て行かなければならないと
頭では解って居たつもりだったけど
それはずっと他人事みたいで
現実感は全く無かった……
それは突然何の前触れも無く
いや…
それは在ったのかもしれないけれど……
「いい歳していつまでも家に居るんじゃ無いよ」
母の放った言葉に
私が異論を唱えたことは
生まれてこの方
唯の一度も無い…
それはこれからもずっと…
きっとどちらかが先に死ぬまで
変わらないと思う………
TO BE COMUGIKO