証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の日常を描いた物語です(・∀・)♡

送迎のひとがくれたもの №3

~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~

 

 

あの日以来

 

送迎のひとと仲良くなって

 

トカレフの実弾が無くなる度に

 

 

ねだった……

 

送迎の人はべつにいいよと言ってくれたが

 

これ以上借りを増やしたくないからと言って

 

対価は毎回払った……

 

 

質の悪い客にむちゃくちゃされたり

 

ボコボコに殴られるということは

 

もう無くなった……

 

この頃までに私が殺害したのは

 

たぶん全部で

 

20人前後………

 

施設で殺害した女の子二人以外は

 

全てトカレフによる銃殺だった………

 

 

トカレフの扱いにすっかり慣れた頃

 

上司に呼び出された……

 

「販売より良い仕事在るんだけど…

 する?」

 

 

販売部署の次に配属されたのは

 

お片付け業務の部署だった…

 

販売と同じくサーヴィス業のお仕事では在ったが

 

客とトラブルになることはまず無いお仕事で

 

既に関係のこじれきった相手を片付けるだけ

 

という業務内容だったので

 

スプリング販売のような重労働も無く

 

基本的には

 

人差し指一本で済むような軽作業……

 

とても楽だった

 

 

社外の人間を片付けるのが基本だったが

 

時には社内の人間を片付けることも在った……

 

 

ある日…

 

渡されたリストに

 

この会社を紹介してくれた

 

あの施設で一緒に暮らしていた女が載って居た………

 

彼女がいつもお客をとって居る場所は知って居たので…

 

すぐにそこへ行って声を掛けたら……

 

彼女は

 

「どれがバレた?……」

 

そう言ったので

 

「知らない」

 

 

そう答えた……………

 

 

              TO BE COMUGIKO

 

 

片手で撃てるようになったよ♡