～ クラスメイト ～
パパらしきオジサンが
カラフルな軀を露わにし……
藤子と
交代した……………………
女はもう
ほぼ無反応で………………
ぱっと見では
既に他界して居る様にも見えたが……
パパらしきオジサンが
頬を何度もはると……
少し……
呻き声を出したり……
といった
小さな反応を見せた……………………
女の首を扼しながら……
その軀を
揺するパパらしきオジサン…………………………
女が気を失う寸前でその首から手を離し…………
また扼しだす……………………
手を離すタイミングが遅れ……
うっかり気を失わさせてしまったときは………………
また頬をはって目覚めさせる…………………………
………………………………
様々な角度から……………………
女の軀や
表情などを撮る藤子……………………
撮影の邪魔にならないよう
私はずっと……
藤子の後ろから……
勿論私の影が映りこまないよう配慮もしつつ……
その光景を見て居た……………………
藤子が女の顔をアップで撮って居たとき………………
消え入るような女の声が……
私の耳に………………
届いた………
｢も…う……
こ……ろ……し……て…………………………｣
……………………………………………
……………………………………………
パパらしきオジサンは
とても満ち足りた
幸せそうな表情で……
優しく笑って居た……………………
藤子もその傍らで
笑って居る…………………………
女はもう虫の息だったが………………
パパらしきオジサンは…………
明日もまた撮影をシたいという……………………
もちろん止める理由など……
微塵も無い………………………………
大歓迎の申し出で在る………………………………
パパらしきオジサンが……
｢やっとこか何か在る？｣
と
私にそう聞いてきたので……
何に使うのかは解らなかったが…
｢これで代用出来る？｣
と言って
工具箱から取り出した
ウォーターポンププライヤーを差し出した……………………
藤子は横から手を出して……
｢わたしがシてあげる……｣
と
そう言って
女のところへ歩いて行く……………………
どうするのかな？
と
そう私は思い………………
パパらしきオジサンに視線を向けると……………………
｢自殺するとイケないでしょ？｣
パパらしきオジサンは……………
そう言った………………………………
…………………………
バキンッ
バキンっっ
と………………
二十回位聞こえたろうか？…………
………………………………
舌を噛み切る心配の無くなった女を………………
一応後ろ手に縛って………………
檻の中へ放り込もうとして居た
パパらしきオジサンだったが………………………………
突然ピタリとその動きを止めて
｢やっぱり今からもう一回だけ…………
いい？………………｣
と
私の目を見て言ったので……
｢勿論｣
と……
そう……
答えた………………………………
……………………………………
……………………………………
TO BE COMUGIKO
パパらしきオジサンは
朝から独りで来た………………
とりあえず駆けつけいっーー‥‥‥
と
そう言って
暫くの間女の軀を揺すった後で………………
………………………………
今度はその女の軀を
樹に縛り付け出した………………………
