~ BARで 鯖戸 ~
「ねーねーバーテンダー・・・・・・・
今夜は何を食べさせてくれるの?・・・・・・・・・・・」
「今夜はとりあえず…………
こんなカクテルと………………
胡桃からどーぞ」
「わ♡
胡桃いっぱい在るじゃん♪♡」
「昨日は………
まーまー落果して居たからね………
嬉しい?」
※このBARに併設されて居る畑及び果樹園は
無農薬無肥料の自然栽培を実行シて居るので
外皮は土に還して循環させて居ります☆
可食部意外は基本的に全て土壌に戻すことにより
肥料も農薬も必要としない
本来在るべき環境が整うのです♡
「嬉しいにキマってんじゃん♡
胡桃大好きだもん♪♡♡♡」
「ところで棕櫚さんは
握力ってどれくらい在る?」
「こないだ体力測定で測ったときはたしか…………
左右の平均値で140㎏くらいだったかな?
左手のほーが少し強いよ?……………………」
バケモノめ…………
「今夜のところは
仮に30㎏くらいだとしておこう………」
「なんでよ?
140㎏くらい在るし…………」
「美味しいもん食べたいなら空気読め……………」
え…?!脅迫………………………
「美味しいもの食べたいで~す♪♡」
それともか弱い女の子にイジワルする系のプレイ?!
面倒くさいから無視して進めよう………………
「鬼胡桃って凄く割りにくくて
ペンチ使っても割れないし
ハンマー使っても危険で難しくて
粉々になったり
兎に角ウザいんだけど………
凄く簡単な方法がひとつ在るんです
それがこの方法………………
鬼胡桃は一晩~一日くらい
お水に浸けておき
ピッツァと一緒に焼けばこのとーり
握力弱い方でも手で簡単に開けます
しかも同時にピッツァも焼けてるってゆー
一石二鳥の殺りくち………
「ねーねーバーテンダー・・・・・・・
口挟むようで悪いんだけどさ・・・・・・・・
みんなはたぶん自宅でピッツァ捏ねて焼いたりとかしないし……………………
たぶんピザ釜自体が無いと思うよ?………………………」
「ナイスアシスト!
ピザ釜が無い方は…………………………
フライパンやトースターで加熱シテもOKなので
是非ともお試しいただければと思います☆
棕櫚さんごくろーさん
きっと今回の鬼胡桃割りレクチャーは
みなさん超絶喜んでくれてると思うんだ☆
さあ食べな」
「超絶旨いっっ!!♪♡♡♡
さすがバーテンダー!!
ただ………………………
ふたつだけ言わせてもらう………………………………………
一般的に皆が食べて居るのは鬼胡桃では無く
菓子胡桃だから簡単に割れる……………
しかも………………
殆どの人達は………………
剥き胡桃を買って居る♪♡」
私は今から全く空気の読めないこの女を殺害します……………………………
TO BE COMUGIKO
オマケです
胡桃は割るのが難しい…………………
だけど………………
肉まん餡まん………………
ピザまん等は……………………………
誰でも簡単に割れます!!
「そんなの…………
誰でも知ってますよ?」
「…………………………
とりあえず……………………
人気の無いところへ行こうか……………………」
「あ♡
了解で~す♪♡♡♡♡♡」