~ 私の部屋で 酒森 ~
「先輩……
また…
来ちゃいました……」
「いいよ……
上がんなよ……」
「センパイ……」
「どうした?……」
「なんか最近……
急に涙が止まらなくなることが在って……」
「理由は?……
どうして涙が止まらないのか…
自分で解ってる?……」
「それが……
全然解らなくて……」
「……
……大丈夫だよ………
あるある…
若いときはみんなそうさ……
私だっていつも泣いてた……」
「え?……
センパイ…も?……」
「そうだよ……
あの頃は……
私も……
毎夜毎夜……
バカみたいに泣いてたよ……
私も理由なんて解らなかったし……
今でも涙が止まらない夜が在るんだ……」
「あ……
センパイ…
なんか私
また涙出て来ました………」
「今日はちょっと冷えるから……
大豆のZIRUと合わせて
スープパスタ風にしてみたよ……」
「センパイ……
これ…
とても美味しいです……
甘~いフルーツ玉葱と
もう一人の恋人との関係性が素晴らしい……
見た目も然ることながらフレーヴァーと食感
勿論お味の面でも見事なコントラストを醸し出し
豆ZIRIUの優美な滑らかさと
高い次元で調和して居ます……
本当に美味しい……」
見た目ひどいけどホントに美味しいやつ
TO BE COMUGIKO