証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の日常を描いた物語です(・∀・)♡

なにげに滅茶苦茶食べる女の子

~ BARで ~

 

 

 

「ねえバーテンダー……

 このお芋さんってちゃんと美味しい?

 今の時期のお芋さんって低温障害で

 ゴリゴリだったりすることとかあるじゃん?……」

 

 

「食べてみたら解りますよ」

 

 

「それじゃあ……

 ……ん…………

 旨~い」

 

「でしょ?

 籾殻の中で保管してるから

 低温障害大丈夫なんですよ

 どうぞ

 ピッツァとカクテルの

 ご用意が出来ました」

 

 

「冬なのにミント生えてんだ?

 てゆーかこれサイコー……

 ピッツァもカクテルも

 シンプルなのに滅茶苦茶旨い」

 

 

「棕櫚さんなんか今日顔可愛いですね

 もしかして少しいじりました?」

 

 

「天然だよ?

 殺害されてーの?」

 

 

「このパスタ

 きっと気に入ると思いますよ

 この8年物の純米古酒と合うようにつくりました」

 

 

「なんか……

 発酵香?……

 良い香りする……」

 

 

ザワークラウト

 塩糀も併用して

 本枯節の粉を散らして在るんです」

 

 

「ねえバーテンダー……

 これ

 滅茶苦茶気に入った…

 古酒自体も旨いし

 確かに相性ハンパ無い……」

 

 

「……

 可愛いなあ……

 やっぱり少し整形しましたよね?……」

 

 

「もっかい聞くけど

 マジ殺害されてーの?」

 

 

「今度のも同じくザワークラウトを使ったパスタなんですが

 豆乳も用いて

 野菜たっぷりのシチューっぽく仕上げました」

 

 

「おお~

 良いじゃんこれ~

 何か私今日かなりお腹空いててさ~

 あ~~~

 美味しい~~

 これホント美味しいよ~~~

 ねえねえ

 カクテルもう一杯ちょーだい」

 

 

「どうぞ

 やや甘めにしておきました

 この柑橘

 今が旬なので

 合わせてどうぞ」

 

 

「甘味と酸味

 それにビターが織りなす協奏曲だ………

 この小さな三角形の中に

 オーケストラが響いてる…………」

 

 

「珍しく少し酔ってますね……

 可愛いなぁ……

 やっぱり整形した?」

 

 

「これ最後ね

 次言ったらマジ殺す♡」

 

 

              TO BE COMUGIKO