~ BARで 鯖戸&酒森 ~
「ガーニッシュってさ……
あんまりゴテゴテと殺り過ぎると
なんか疲れちゃうってゆーか……
そーゆーのって
あるじゃん?
こーゆーさ
比較的シンプルだけど
程良いってゆーか……
こーゆー見ため……
私…好きだ………
ああ……
良い香り…………
酸味と甘味…
そしてビターとのバランス…………
ふぅ…………
なんて美味しいんだろう…………」
「お気に入りいただけて良かったです
チェイサーに
こちらもどうぞ
百合絵さんも
どうぞ………」
「あ………
ありがとうございます………」
「酒森ぃ……
このスコッチも
ピートの香りが丁度良くて
美味しいね」
「はい
こんな感じのロックだと
気付いたら4~5瓶呑んじゃってそうです
ホントに美味しい……」
こいつ潰すのはもう諦めよう……
お酒がいくら在っても足りないや…………
「ねえ酒森ぃ……
こないだバーテンダーに
い・い・こ・と
教えてもらっちゃってさぁ……
酒森にも教えてやるよ……」
うわあ……
嫌な予感しかしない…………
ぜったいそれ
あかんやつやろ?
「あ……
大丈夫です…………」
「良いから聞いときな…
テーブルマナーの話さ………」
これが
正規の…………」
「………………」
「………………」
「正規の~
扱い方だ!!」
「へ~
そーだったんですね~
そんなこと知ってるなんて
バーテンダーさん
さすがプロの料理人ですよね~」
「………………」
TO BE COMUGIKO
そんなこと……
教えたおぼえ無いんだけど………
今日のAIV○