~ クラスメイト ~
ブルース藤子が6~7人倒したところで…
叫び声が聞こえた……
見ると刺青の男が
長ドスを振りかぶって居る…
私が瞬きした瞬間
目の前に…
男の顔……
あたかもそれは
瞬間移動…
或いは
空気から
突然生成された
芸術作品のようだった………
私はすぐに
目を閉じた…………
温かい液体が
私の顔…
そして全身に降り注ぐ…………
暫く目を閉じたままで居た………………
その間
私の鼓膜を震わせるものは…
全て無視した…………………
程なくして
私の軀も自由になったので
目の周りの血を拭ってから
ゆっくりと……
目を開ける…………………………
「ちーくわちくわっ♪♡」
バラバラにされた人体が浮ぶ
紅い海の中で…
藤子は
とても愉しそうに
軽快なステップを踏んで居た……………
首の周りに
幾つかの頭部を保持し…
「カーリー・マー♪♡」
と
藤子………………
とても愉しそうだ…………
「超ウケる」
藤子のギャグセンスは
何時如何なる時も
全肯定する……
そう私は決めて居る……………………………………
TO BE COMUGIKO