証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の日常を描いた物語です(・∀・)♡

ヴラド・ツェペシュごっこ №1

~ クラスメイト ~

 

 

 

今日誰を殺るか……

 

事前に決めて

 

計画的に実行することも在るが……

 

それよりも…

 

その時一人になって…

 

つまり

 

機会に恵まれたときに殺る………

 

そういうことのほうが多い……………

 

今回も

 

そんな機会に恵まれたパターンだった………

 

 

藤子にプレゼントしてもたった時から

 

この特殊警棒は

 

私の大のお気に入りになった…

 

いつでもカバンに入れて居て

 

機会に恵まれたときに

 

カバンから出す……

 

 

一度だけ失敗して

 

折角の得物が…

 

目を覚まさなかったことがある……

 

あの時は

 

非常に悲しかった……………

 

 

でも今のところ

 

失敗したのはその一度だけ

 

今回も良い手応えだったので

 

問題は生じないだろう……

 

いつも通りインシュロックを用いて

 

後ろ手に親指どうしを固定して

 

くちにタオルを詰め込んでから

 

手の親指と同様に

 

足の親指どうしも固定した………

 

 

女を茂みに隠し

 

婆ちゃんの軽トラをとりに行った……

 

 

婆ちゃんの軽トラは旧式のMTタイプで

 

最初は操作が難しいかとも思ったが

 

すぐに慣れて

 

今はもうMTじゃない車には興味が無い…

 

MT車を運転するのが好きだ………

 

 

女の後頭部を殴った現場に軽トラを止めて茂みに入ると…

 

もがきながら何やら唸って居る女の姿が目に入った……

 

 

芋虫みたいだな…

 

 

そう思って

 

思わず吹き出してしまった……

 

 

女の脇腹を二回蹴ってから

 

ブルーシートにくるんで

 

軽トラの荷台に積んだ………

 

 

藤子を迎えに行って隣に乗せてから婆ちゃんの裏山へ向かう……

 

 

途中藤子が運転してみたいと言うので代わってあげたら…

 

初めてだというのにエンストもせず

 

普通に運転しだしたので驚いた……

 

私の運転を見て覚えたのだという………

 

藤子は高校を卒業したら

 

すぐに自分の車が欲しいと言った…

 

どんな車に乗りたいのかと尋ねると

 

「ちょっと少女趣味っぽくて恥ずかしい……」

 

 

そう言いながらも写真を見せてくれた……

 

 

ゴリゴリのアメ車だった……………

 

 

              TO BE COMUGIKO

 

 

ブルーシートを広げると

 

女が目を覚ましたので

 

とりあえずさっきと同じ右の脇腹を

 

さっきより強めに蹴った………