「酒森センパイ~~
お疲れさまっスぅ~~♪」
「あれ?
鋳鷹?……
今日定時であがったんじゃなかったの?…….
てゆーか…
なんか今日のメイクナチュラルだね…………」
「今日は買い物行くだけだったんで
こんくらいのメイクが丁度良いんス
あんましゴリゴリにキメてくと
おばちゃん達に良い情報教えて貰えないんスよ
やっぱTPOって大切っス」
「へ~そうなんだ……
でもなんか……
TPO抜きにしても
そのメイク良いよ
似合ってるよ……」
「え~
マジっスか~
なんか照れるっスぅ~~♪
あ…
そうだ
酒森センパイ……
これ……」
「え?
あっ……
え?何??
どっ…どうしたの?
こっ…これ…………」
「夕刻のタイムセールでGETして来たっス
いつもお世話になってるお礼にって思って……
一つしか無くて申し訳無いっスけど
お収め下さいっス♡」
「え?…うそ………
ホントに?
ホントに貰っちゃって良いの??
めちゃくちゃ嬉しいよ…………
でもこれ……
手に入れるのかなり大変だったんじゃない?………」
「大変じゃ無かった……
なんて言ったら…
そりゃぁ…嘘になっちゃうっスけど…………
でも……
全然どーってこと無いっス……
そんなことより……
私……
私…酒森センパイに……
喜んでもらいたくって…………」
「鋳鷹…………
なんか涙出て来た……
ホント嬉しい……
ホントありがと……
ホント大切にたべるね…………」
「喜んで貰えて………
私もすっごく…
嬉しいっス♡」
TO BE COMUGIKO
タイムセールの争奪戦って…………
かなり大変らしい………………