証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の在りふれた日常を描いた物語です♡

人間にしか味わえない愉しみ?!

~ 追憶 あざみ ~

 

 

 

パンパンパンパン

 

未だに全身が痛い……。

 

大分マシにはなったけれど、

 

それでもやっぱりこうされると……、

 

まだまだかなり響く……。

 

わたしは全身打撲の痛みで丸三日、

 

ベッドから起き上がることが出来なかった……。

 

親にはまた佐竹さんが伝えてくれた。

 

わたしは流行感冒をぶり返して寝込んでいることになっている。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

あの日電話のあと、

 

すぐ迎えに来てくれた佐竹さんは、

 

わたしを見つけるとすぐに、

 

無言でベルトのバックルをはずした……。

 

わたしが痛いというと、

 

「妊娠したくないなら我慢しろ」

 

そう言われたので、

 

わたしは言われた通りに我慢するしかなかった。

 

どんなに身体が痛くても、

 

あんな男達の子を身籠もるのだけは、絶対に嫌だった。

 

激痛に耐えながら、

 

何回か薬を入れてもらったあと、

 

佐竹さんに訊かれたので人数を言ったら……、

 

「駄目だ……、全然薬が足りない……。

 このままじゃ確実に受胎してしまう……」

 

佐竹さんはそう言うと、

 

わたしを裸のまま車の後部座席に押し込み、

 

エンジンをかけた。

 

気のせいに決まっているけれど、

 

そのときの佐竹さんは、

 

少し笑っているように見えた。

 

気のせいに決まっているけれど……。

 

 

痛みと疲労で身体を起こすことが出来ず、

 

窓から道路は見えなかったのだけれども、

 

時々目に入る建物や樹木等の様子から、

 

佐竹さんの運転する車が何処へ向かっているのかは解った……。

 

仕方のないことなのだと、

 

頭では理解ができたのたけれども、

 

今からか……、

 

と、

 

かなり気分は落ち込んだ……。

 

あり得ないことだと解っていたけれど、

 

あそこではない可能性もゼロではない……、

 

などと、

 

無意味極まりない妄想を無理矢理していたら……、

 

当然ながら妄想虚しく、

 

あの院長の病院に到着した......。

 

今回も以前来たときと同じように、

 

あのときと同じ、看護師らしい女性が出迎えてくれて……、

 

でも今回は、

 

わたしが自分一人で歩くことが出来なかったから、

 

佐竹さんに抱えられるようにして診察室まで……。

 

診察室に入ると、また院長が一人で……、

 

と、

 

そう思っていたのだけれど、

 

そこには見知らぬ男達が五~六人?……。

 

そのあと診察台にベルトで固定されたのは

 

前回来たときと同じだった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

    TO BE COMUGIKO

 

 

 

  

 

 

誰の目にも若過ぎる………………………

 

 

青い果実…………………………

 

 

野生動物なら…………………………

 

絶対に手を出さない青……………………………

 

でも人間は…………………………

 

 

青い旨さも知って居る…………………………………

 

 

文化的で…………………………………

 

とても知的なことだと思う……………………………………………

 

 

ヤバ…………カッコよすぎる……………♡♡♡

 

 

ヤバ…………なんか強いヤツでもキメてんじゃねーの?

 


「棕~櫚さ~ん♪☆」

 

頭の中で考えることくらいは自由にさせてよ………………………

 

駄目に決まってんだろ?常識的に考えろよ…………………