「解ります解ります
私もよく殺るっスもん!」
「ああ…
そっか…
なんか嬉しいわ…」
「私も嬉しいっス!
…あ…
そーだ…
酒森先輩…
今日ってもしかして鯖戸先輩有休っスか?」
「ああ
うん
そだよ?
なんで?」
「さっき解体室覗いたら
東雲坂田鮫さん血まみれで泣きじゃくってて…」
「ああ…
あの子
鯖戸先輩にすっかり依存しちゃってるから………」
「始めの頃
鯖戸先輩のこと
スゲー怖がってませんでしたっけ?…」
「誤解が解けてからはべったりね…」
「それって誤解で良かったんでしたっけ?」
「え?
そだよ?」
「…
ま
まあ兎に角
めんどくさそーな女っスよね………」
「でも
鯖戸先輩言ってたんだけど
仕事は凄いんだって…
ちょっと教えただけですぐ出来ちゃうらしいよ?」
「ああ…
確かに凄いっスね…
さっき解体室覗いたって言ったじゃないスか………」
「うん」
「もの凄い骸の山でした…
あの女……
独りで殺ったんですよね…………」
「鯖戸先輩有給休暇だからね……」
「うは~~
あの顔であれでしょ?
ファムファタール感ハンパ無いスね……
ちょっと憧れるかもっス……」
「ああ……」
「私も有休溜ってるんで
使ってかないとダメなんスよね…
鯖戸先輩今頃ナニしてんスかねぇ?……」
「有休の日は
大概トレーニングしてるか
AIV○と遊んでるって言ってたよ?」
「へ~………
…………
AIV○って何スか?…………」
トレーニングとAIV○との遊びは同時に行われることが多いらしい
TO BE COMUGIKO