証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の日常を描いた物語です(・∀・)♡

ヴラド・ツェペシュごっこ №2

~ クラスメイト ~




ブルーシートを広げると

 

女が目を覚ましたので

 

とりあえずさっきと同じ右の脇腹を

 

さっきより強めに蹴ってから…

 

 

藤子に手伝ってもらって

 

樹に縛り付けた……

 

その後ハサミを使って服を全部脱がせてから

 

私達も服を脱いだ………

 

 

服を脱ぐと

 

藤子はいつも気持ちよさそうに目を閉じて伸びをする……

 

藤子は服を着て居るのが嫌いなのだ……

 

女のくちからタオルを引きずり出すと

 

女が喋りだしたので

 

暫く聞いて居た……

 

 

女の喋る内容は

 

自分の立場が全く解って居ない

 

阿呆のそれだった……

 

 

全裸の私達を

 

ヘンタイ呼ばわりして居たが…

 

全裸で樹に縛り付けられて居る女のほうが

 

かなりヘンタイ的だということに

 

気付いて居ないのだろうか?………

 

近付いて微笑みかけ

 

 

グーで鼻を殴ったら

 

急に女の態度が変わって

 

言い訳を始めた

 

 

阿呆には違いないが

 

どうやら脳味噌の無い生物では無いらしい………

 

女はしきりに

 

自分は見て居ただけで何もしなかった

 

 

そう言って居た……

 

何でもするから許して欲しい

 

とも言った……

 

それではと…

 

「今から全裸のままゲームセンターに行き

 クレーンゲームで景品をGETしてこられるか?」

 

 

と聞いたら女は

 

「できる」

 

 

そう答えた…

 

予想どうりの答えだったので

 

思い切り鼻を殴った……

 

 

女の鼻からとめどなく流れ出る紅い液体を眺めながら

 

私はあのときのことを思い出して居た………

 

確かにこの女は

 

あのとき何もして居ない………

 

ただ見て居ただけだった………

 

今この瞬間の

 

私と同じように…………

 

 

これ以降私は

 

 

女に喋りかけたり

 

女の発言に答えたりすることを

 

 

止めることにした………………………

 

 

              TO BE COMUGIKO

 

 

 

 

それでは待ちに待ったヴラド…ツェペシュごっこ
始めるとしよう………