~ BARで 東雲坂田鮫 ~
「ねえ…
バーテンダーさん……
私…
確信して居るんです………
ツナマヨのおにぎりを考案した人は
本物の……
天才だって………」
TO BE COMUGIKO
外見だけで
中身を判断するというのは
とても難しい……
でもそれは
おむすびやおにぎりに限ったことではない……
必ず勝ちたい……
おむすびやおりぎりなら
負けてもさほど大きな問題にはならないかもしれないが……
そうはいかないこともある……
確実に勝つ方法を
私はひとつ知って居る………
そう…
自分で殺れば………
間違いなど起こらない………
「でもそれじゃあつまらないです……
わたしはバーテンダーさんに
殺ってもらいたい…………」
芯が何かなんて……
食べたら解る
ことなんだから………
麦ご飯を用いたものや
発芽玄米ご飯を用いたものも美味しい
茶碗によそって塩を振ったとしても
原材料は
おむすびやおにぎりと変わらないし
栄養価も変わらないはずなのに……
それなのに
おむすびやおにぎりは
茶碗によそったご飯とは
全く別の存在で在る
幼少期は疑問に思ったことも在る……
けれども今は
思わない
茶碗によそったご飯は美味しい
おにぎりは美味しい
おむすびは美味しい
どれも独立した
ひとつの料理なので在る…………
因みに最近の私的トレンドは
小さいのを沢山♡
です☆