証券会社で働いて居ます

証券会社で働くOL達の在りふれた日常を描いた物語です♡

JKを飼育した秋の裏山で PARTⅠ

~ クラスメイト ~

 

 


暫く運転して居ると……

 

後部座席から話し声が聞こえてきた………

 

どうやら女が目を覚ましたらしい……

 

聞き耳を立てると

 

女は自分がヤクザの組長の娘だと言って居り……

 

自分を今すぐ解放すれば

 

藤子と私を殺さないよう

 

親で在る組長にお願いしてくれるらしい……………

 

………………

 

小学生でもつかなさそうな幼稚な嘘に……

 

私は思わず…

 

吹き出してしまった………………

 

po-l.hatenablog.com

 

「もうちょっとマシな嘘つきなよ……

 おまえは小学生か?」

 

後部座席の女に向けて

 

そう言ってから

 

藤子に

 

「罰として指一本」

 

 

伝えた……

 

すぐに後部座席から

 

大きな叫び声が聞こえた…………

 

「はい♡」

 



藤子がそう言って

 

後部座席から手を伸ばす……

 

元々は白くて美しい……

 

だけど

 

今日は真っ赤に染まった

 

藤子の手……

 

運転中だったので

 

藤子の手だけチラッと見て

 

すぐに視線を前に向け

 

私はソレを

 

感覚で受け取った………………

 

…………………………

 

信号で止まったとき

 

藤子から受け取ったものを

 

目視確認した……

 

 

その確認は

 

私の手の感覚と

 

イメージ力には

 

何の問題も無いということの確認にもなった……………………

 

 

そうだ……

 

私は藤子に……

 

『どうするか』

 

 

言わなかった…………

 

……………………

 

普段何気なく使って居る日本語だが……

 

実際は

 

とても難しいものなのだ

 

 

認識させられた出来事だった…………………………

 

私は

 

罰として……

 

指一本折って殺って

 

 

そう伝えたつもりだったのだけど……………………………………

 

歩行者側の信号機が

 

点滅を始めた……………………

 

 

気持ち悪かったので

 

急いでドアーウインドウを開けて

 

藤子から受け取ったソレを

 

外に投げた………………………………

 

信号が変わり

 

アクセルを踏む……………………

 

さっきからずっと

 

女がゼーゼーハーハーと鬱陶しい……………………

 

どうやら

 

過換気症候群らしい……

 

思春期にはよくあることなので問題は無いが

 

五月蠅いので

 

偶々助手席足下で丸まって居た

 

コンビニか何かの袋を

 

後部座席に投げ

 

積木くずしごっこを促した…………

 

しかし女は何故か拒否…………

 

仕方が無いので

 

藤子に

 

「その女

 五月蠅いから

 ちょっと黙らせて」

 

 

そう伝えた………………

 

あ……

 

 

すぐに思い……

 

ルームミラーで後部座席を確認すると……

 

案の定……

 

無表情の藤子が

 

女の首に

 

その細長い指を絡めて居る……………………

 

 

私は

 

「殺したらダメだよ

 後で拷問して遊ぶんだから

 今は気絶させるだけでいい……」

 

 

急いで付け加えた……………………

 

日本語というのは………

 

本当に難しい…………………………………………………………………………

 

 

              TO BE COMUGIKO

 

 

 

女をいつもの裏山へ連れていって……
拷問するつもりだった……
けれどこのときの私は
もう
ヘトヘトに疲れてしまって居たし……
軀中
色々な人間の……
色々な体液でベタベタだったので……
先ずは早く
シャワーを浴びたいと思って居た………………