~ 追憶 あざみ ~

もしもわたしが、
少しでもくちを開こうものなら、
即座に父は、
また先程のようにわたしのことを殴るだろう。
そして蹴るだろう。
ここに生徒指導の先生は居ない。
父を取り押さえてくれる人間は誰も居ないのだ。
おそらく今、
父がわたしに暴力を振るい始めたら止まらない。
だからわたしは、
ずっと無言で父の後ろを歩いた。
勿論言いたいことはあった。
けれど、
これは仕方のないことなのだろう。
言いたいことと、言わないほうが良いことが同じだという状況が、
この世の中ではしばしば起こりえるのだということを、
わたしは既に、
知っていた。
父とわたしは、元々殆ど会話のない親子だったのだけれども、
ここまで信用されていないとは思っていなかった。
会話がないのは、それなりに信用してくれているからなのだと、
そう思うことも今まであった……。
涙が零れそうになったので月を見た。
結局防げず頬が濡れた。
来客用駐車場には見慣れた高級車が駐まっており、
その高級車の前で立ち、
こちらを見ているのは、もちろん佐竹さんだった。
出来ることなら今すぐに、佐竹さんに駆け寄って抱きつきたかった。
「佐竹、遅くなってすまなかったな」
「とんでもありません旦那様、さあ、お乗りくださいませ」
そう言って後部座席のドアを開く佐竹さん。
佐竹さんは、
「失礼致します」
と言ってドアをゆっくりと閉めたあと、
「お嬢様はこちらへ」
そう言ってわたしを、
父が乗り込んだのと反対側のドアへと誘導する。
高級車の後ろを回る途中でわたしは、佐竹さんに抱きつき、
くちづけた。
さっき止めたばかりの涙が溢れ出した。
佐竹さんの手を掴み、
スカートのなかへ……。
「ねえ、佐竹さんお願い、抜いてぇ」
状況をすぐに理解してくれたらしい佐竹さんは、
即座にわたしの下着をずらし、
社会科教師が入れた物を引き抜……、
かない……。
何故か佐竹さんは、
引き抜き切らずに半分くらいのところで止めた。
「え?佐竹さん?ねえ、は……、早く……」
「無理だ、旦那様に見つかる」
佐竹さんはそう言って、
引き抜きかけていた物を、
また奥まで入れなおし、
もと通りに下着で抜けないようにした……。
「あ……、あの……、せっ、せめて、スウィッチだけでも……」
佐竹さんは無言で首を横に振り、
小声で、
「早く」
それだけ言って歩きだす……。
佐竹さんは父が乗り込んだのと反対側のドアを開き、
「お嬢様どうぞ、足元に気を付けてお乗りください」
と、
言った…………………………………………….............
TO BE COMUGIKO
「ねえ………………
バーテンダーさん…………………………」

「…………………………

何?…………………………………………」
「クイズの……………………

時間……………………

です♪☆」
「…………………………………………」

「わたしは今…………………………
何塗れに…………………………

なって………………………………

居るので………………………………

しょうか?…………………………………………」

「正直言うよ……………………………………

今お前が何塗れかは……………………………………

モノクロームじゃ解らねぇ……………………………………

でも………………………………

今からお前が…………………………………………

何塗れにさせられるかなら………………………………………………

解るよ?………………………………………………」

「バーテンダーさん…………

何か手伝いますか?」

「いや…………いい…………

この女………………………………

喋りはムカつくけど………………………………………………

身体は随分と素直で従順だ…………………………………………………………」

シて欲しいです…………………………

それならついでにわたしも……………………………


先にピアス入れてもらえよ………………………………
あれから随分経つけど………………………………
結局いつも………………………………
他のモンばっか入れて貰ってんじゃねーか……………………………………




