~ 燦の母親 ~

兄は、いつもわたしに散々自分を殴らせたあとで、
「愛してる」
と、そう言った。
わたしは、兄が言ったことが本当なのか嘘なのか冗談なのか本気なのかがすぐに解る。
兄の歪んだ性癖は……、たぶんわたしのせいだ……。
わたしのせいで兄は、暴力を愛情と感じるようになってしまったのだと思う……。
もしもあのとき、わたしが黙って受け入れてあげていたとしたら……、わたしの兄は、きっとまともでいられたに違いない……。
「愛してる」
……わたしは兄に……、そう言われるのが……、好きだった……。
だからわたしは……、兄を殴ることが止められなかった……。
わたしも兄のことを……、
愛している……。
あのころからずっとわたしは、毎晩のように兄を……、自分の顔を……、夢の中で殴り続けていた……。
兄に、
「愛してる」
と、言ってもらいたくて……。
本当のヘンタイは……、兄ではなく、きっとわたしだ……。
でも、タツキちゃんが兄と結婚してくれたときは、本当に良かったと、心の底から思った。
兄に恋人がいて、もうすぐ結婚するのだという話しを聞いたとき、わたしには兄よりも愛している人がいたから、というのもあったのかも知れないけれど、そうでなかったとしても、きっと同じ気持ちだったはずだ。
あんな性癖では、兄は一生結婚出来ないのではないか、わたしのせいで……、と、そう思い、わたしは兄に対して責任を感じていたから……。
一生背負い続けることになると思っていた十字架を降ろせたと思った。
タツキちゃんと初めて会わせてもらえることになった日の前日に、兄から、二人ができ婚なのだということを聞いたときにはかなり心配もしたけれど、翌日タツキちゃんを見たときに、そんな心配は無用だと思った。
タツキちゃんが、わたしの愛する人と似ていたからだ。
兄の顔は、わたしの顔とよく似ている。
この二人が結婚出来て、うまくいかないわけがない。
そう思った……。
ある夜わたしが親友の家に居たとき、突然兄が来た。
わたしの親友は、兄の結婚式の二次会で兄と知り合い、その後わたしにナイショで何度も会っていたらしい……。
「ちょっと……、お兄ちゃん……、今、困るんだけど……」
そのときのわたしはかなり酔っていたし、しかも親友に縛り上げられた状態で、性器を舐められているところだった。
「お兄さん、丁度良いところへ来たね。今夜はお兄さんのトラウマと、妹のトラウマを本当に解消出来るはずだよ?」
わたしの親友はそう言って立ち上がり、わたしの兄に着ているものを全て脱ぐように命じ、その身体をベルトで叩き始めた……。
恍惚の表情で、歓喜の叫び声を上げる兄……。
兄とタツキちゃんが結婚して暫く経ったころ、兄にとって大切な人が急にいなくなって、そこから兄の精神状態は急激に悪化したのだと、親友から聞いた。仕事でもやり過ぎて、念願の四課に配属されたばかりだったというのに、自宅謹慎させられたりもしていたそうだ。幼少期にわたしが破壊したに違いない兄の精神は、その人がいたからなんとかやってこられていたらしかった。
兄にはタツキちゃんがいたから持ちこたえることが出来たようだが、そのときもしもタツキちゃんがいなかったらと考えると、ゾッとする。
急にいなくなった、兄にとって大切な人は、わたしの娘達の父親の恋人でもあった……。
娘達の父親も、一緒にいなくなった……............................
TO BE COMUGIKO

おまけ

本日の♪(・∀・)♡
賄いは…♪(・∀・)♡
マジで時間が無かったので…(・∀・)💦💦
説明無しの♪(・∀・)♡
Don’t Think. Feel !!(・∀・)♡( *´艸`)
べつにいつも……
賄いの説明とか
せんやん…( ;∀;)💦💦
「おいJosh時間無いから急げ~♪♡」









