~ 追憶 バーテンダー ~

「え?何のこと?」
と
由子は本当に
私が何のことを言って居るのかわかって居ないようだったので
少し笑った……………
由子が私の上着を脱がせてシャツの裾を掴み……
「手ぇ上げな」
と言った…………………
排水溝に流れていく赤いお湯が……
だんだんとピンク色に変わり……
透明に近付いて行く……
初めてあの女のアパートに入った夜のことを思い出したが
あの女と比べて
由子の洗い方はかなり優しかった………
170㎝以上在る長身と
全身に施された刺青からは………
想像難しい程の優しさだった……………………
先に湯船に入れられて
続いて由子が入ってきた………
「狭いから
かなり軀密着するかも知れないけど
気にすんなよ」
「服脱げば?」
「これ脱げないんだよ」
湯の中で
あの美しい蛇が泳いで居た……………
あの女の右腕から巻き付き
背中に顔を出して居る蛇と同じ蛇が……
由子の膝下から上方へ向かい
巻き上がって居る……………
その蛇が湯船の中で……
ザブザブと上下に動いて居るのを………………
ずっと見て居た………………………………
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TO BE COMUGIKO

先日ご紹介させていただいた
生ハムのカルボナーラは

お肉系の旨味をソースに付帯させることが出来ないので
ソースや麺にも
お肉由来のコクを求めるお客さんの中には
物足りないと感じる方も居られるかも知れない………

しかし……
一度生ハムのカルボナーラを経験してしまうと
通常のカルボナーラや
もち豚のカルボナーラでは
ヴィジュアルに寂しさのような感情を抱いてしまうお客さんも…………
居られるかも知れない……………
…………………………………
そこで私は今回……
こんな欲張りなカルボナーラを考案してみた………………

☆アレンジ・カルボナーラ・シリーズ☆
もち豚と生ハムのカルボナーラ♡

「全く捻りも殺る気も感じさせないネーミングだけど…………

こんなの食べさせられちゃったら私………………

もうバーテンダーさんの…………………

好きなようにしてくださいって……………

言うしかないじゃないですか……………………」

「おくちに逢って良かったよ」

好きようににしちゃうけどね……………
