女が出勤する夜は
いつもそうだった…………
女が出勤する度
私は女の髪を掴んで
テーブルや壁…
床などに押しつけて………
面接から朝礼へと
呼び名の変わった…
内容的には同じ
行為
を……
続けた……………………………
…………………………
女が少しでも拒んだり
反抗的な態度をとったりしたら……
その瞬間殺害するつもりだった……………………
しかし……
女は毎夜…………
従順だった……………………
朝礼行為の強度を上げていっても…………
それは
変わらなかった………………………
……………………………………
私は女に首に……
手を掛けた…………………………
ここ最近……
女を殺害するときは
扼殺
で…………
と
決めて居た……………………………………
私の両手薬指が……
女の首に…
沈み込んで行く……………………
さあ
拒め……
死を……
拒むのだ……………………
そう思ったが……
それでもやはり……
女は従順なのだ…………………………
女の首を……
ギリギリのところまで絞めて………………
そこからパッと
力を緩め……
女が咳き込む様を見る……………………
………………………………
………………気分が良い………………
私は……
従順な女が好みだが…………
苦しんで居る女も………………………………
嫌いでは……
無かった………………………………
………………………………
私は……
また自分の薬指に………………
………………力を込める………………
…………………………………………
女は……
朝礼行為のときは勿論……………
どんなに殴っても……
蹴っても……
首を絞めても…………
ナニをさせても…………………………………………
特に表情は変わらないし……
兎に角
従順だった…………………………………………
……………………………………
仕事に関しても…………
それは…
変わらず………………………………
………………………………
女は物覚えが非常に良かったので……
私は……
どんどん知識を……
与えた………………………………………………
かなり難しい内容のものを
さすがに一度で理解させるのは難しかったが……
それでも
しっかり説明すればきちんと理解し……
一度覚えたことは決して忘れない…………
女は
そんな賢さを持って居た………………
……………………………………
それでも私は……
このバイトの女を殺害したかった……………………
この女の目を見て居ると………………
殺害しなければならないのだと…………
そう思わずには………………
居られなかった……………………………….
捕まえてきた別の女を……
あえて殺害せずに
バイトの女にとどめを刺させたり……
賄いを食べるとき
フォークを取り上げ……
犬のように
くちだけで食べるよう……
命令したり……………………
赤いソースのパスタや…
女に解体させた骸に……
女の顔を押しつけながら……
朝礼行為をしたり………………
兎に角……
何でも良いから
少しでも良いから…………
バイトの女に…………
嫌がったり……
拒んだり……
させたかった………………………………
私はバイトの女を
殺害する為の……
大義名分が欲しかったのだ……………………
TO BE COMUGIKO
それでも駄目だった…………
女は
兎に角従順なのだ…………
……………………
女は
暇さえ在れば
私を見て居た……………………
自分では
気付かれて居ないつもりらしかったが……
その強い視線は……
こちらから見なくても
バレバレだった……
